1.ごあいさつ |
みなさま、こんにちは!
今年は、1月も暖冬の影響でしょうか、冬にしては暖かな日が多くすごし易かったですね。
でも、2月はこの冬一番といわれる寒気団がやってきて、ビックリするほど寒くなりました。
あまりの気温の変化にみなさまお風邪など引かれてらっしゃいませんでしょうか?
2月は日本で一番寒い時期ですし、
また今年は花粉が例年よりも早く、そして多く飛散するとのこと。
どうぞ、体調管理には十分気を付けて、元気に頑張りましょう。
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2.個人編 〜 マスターのひとり言 |
今月は久しぶりに本の紹介です!
ところで、「相田みつを」さんをご存知でしょうか?
「え?マスター知らなかったの???」 と言う声が聞こえてきそうですね。(笑)
相田みつをさんは、
大正13年を栃木県足利市に生まれ、
旧制栃木県立足利中学校を卒業後、
曹洞宗高福寺(足利)の禅僧の武井哲応老師と出逢い、
在家のまま仏法を学びました。
同時期に、書家としても創作活動を始め、
1991年12月に67歳で亡くなられるまで、
「自分の言葉・自分の書」をテーマに、
日々の湧き上がる感動を詩に託し、数々の心にしみる作品を生み出しました。
実は、これは受け売り。
本当は良く知らなかったのです。ゴメンナサイ
私の「相田みつを」さんとの初めての出会いは、実は信貴山観光ホテルでのことでした。
そうなんです、いつも立ちより湯でお世話になっている、おすすめのあのホテルです。
そこにあの独特な字体で書かれた「書」が飾られていました。
もう何年も前のことです。
書かれていた内容は、たしか「うばい合えば足らぬ わけ合えばあまる」だったと思います。
初めてその書に出会った時の感想は、ひとこと 「おーすごいやん!」でした。
文と字体をみて個性的な字で、うまく表現されているなあと思ったのです。
その後、何回もホテルを訪れていて、
ある時にはミニギャラリーが作られていたりして、
何度も「相田みつを」さんと言う名を目にしていましたが、
深く知ろうとすることももつと知ろうとすることもなく今まで月日が流れました。
ある日、本屋さんの店先に「父 相田みつを」という題の文庫本が目に止まりました。
それは、帯に「TVドラマ化」の文字があり、
そう言えばこれって木梨さんがやっていたドラマかな?
で、「相田みつを」って誰だっけ?
聞いたことあるなあ??
でも、その時はピンと来ないままその本を手にとって見ていました。
本を開いてみると、
内側のカバーのところに相田みつをさんと著者の一人さんの写真が載っていて、
その時、この人はみつをさんの息子さんである事を初めて知りました。
そして、ホテルで見た相田みつをさんの名前とやっとイコールで結ばれ、
あー、あの人だ!となったのです。
息子さんがなぜ親のことを書いているんだろう、
本人が自分のことを書くと言うのはよくあるけれどなあ、
とちょっと変な所に興味を引かれた私は、これを読んでみようという気になったのです。
この時初めて、相田みつをさんはもう、この世に居られないことを知りました。
そしてドキュメントとして
息子さんの目から見た、親としての相田みつをさんの描写に
いっぺんに引き込まれたのです。
私にとってその生き方はあまりにも衝撃的でした。
相田みつをさん その「書」にかけた人生は半端なものではかった。
いっさいの妥協を許さぬその生き方に、
本の帯に書かれていた
「父ほど、純粋にわがままな人間には出逢ったことがない」
という言葉の意味が良くわかったのです。
あの独特な字体は書かれた内容に強く関係していることも知り、
改めて、そこに書かれた言葉を読んだ時、感動の涙があふれていました。
包み隠す事のない人間としての本音の叫びを、
こんなに的確に書いた人に出逢ったことがなく、
そこには、人生の師との出会いも深く関係していることも知りました。
だから、「書」にされたその言葉には、心の底を揺さぶる力がある。
心の真実だけをとことんみつめ続けて書いた言葉であるからこそ、
ある種、相田さんの「書」は芸術の域にあるのでは?と勝手に考えています。
あ、でも私には芸術の才能も見る目もないのです。
お恥ずかしい・・
でもね、以前、ある絵を見た時だけ、激しく心を揺さぶられた時の事を思い出しました。
心の奥がギューっと絞られるような、
すごくドキドキと動悸がするような、なんとも言いがたい感じです。
その人の展覧会が大阪の百貨店で開かれると聞き、
矢も盾もたまらず、仕事をサボって観にいった事を思い出しました。
その人の名は「田中一村」
ご存知でしょうか。
南の島の自然を題材に描かれたその日本画は、
私を圧倒してしまう力を持っていました。
田中さんが画く作品には独特な構図で、
その絵の中に執念というか画くことに命を掛けた思いがせまってくるような感じがしたのです。それも、あることがきっかけで
絵を見る前に「田中一村」のことを先に知っていたからでもありました。
もしも、「相田みつを」さんの言葉は知っていって興味があるのだけれど、
その生い立ちを良く知らないという方がおられましたら、
ぜひ「父 相田みつを」を読まれてみてはいかがでしょうか?
書かれた背景を知り、その書体、言葉の意味の深さを知ったとき、
きっとその作品にさらに引き込まれることになると思います。
おすすめです!
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3.お店イベント編 〜 冬物最終セールのお礼 |
1月26日からの冬物最終セールに
たくさんの会員様ご来店いただきまして、本当にありがとうございました。
ちょうどこの時期は寒さが緩み、お昼間は春の陽気を思わせる日もありました。
全商品30〜70%OFFでのセールでしたので
喜んでいただけたかなあと思っていますが、いかがだったでしょうか。
おかげさまで冬物もほとんど終了する事が出来ました。
でも、その分ササンは真っ赤かでしたけれどもね(笑)
ササンがこうして営業できているのも、皆様にご利用いただけているからで、
こんな会員様特典がたまにはあってもいいですよね。
これからも、価値>価格のおしゃれを提案することで
みなさまに喜んでいただけるよう頑張ります。
2月に入りますと、店内も春物が揃ってきます。
まだまだ寒い日が続きますが、
数量限定品もたくさんありますので、売り切れゴメンの物もでてきます。
人気の春物はすでに動き始めていますので、
どうぞお時間あるときにでも、新商品のチェックをしてみて下さいね。
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4.お店情報編 〜 最新版 春物展開情報 |
もう一部春物の展開はスタートしていますが、
2月10日ごろから、本格的に春物が揃ってまいります。
今年の春は例年とは違ったご提案ができそうです。
大きくは、「春の催事にも普段にも着ることの出来るものの展開」を始めたこと。
婦人では一部ブランド物も品揃えができるよう、
みなさまもご存知のメーカーさんと直接交渉中です。
展開がきまりましたら、DMにてお知らせする予定!
でも、ブランドなら価格が高くなるのでは?とご心配かもしれませんね。
でも、そこはササン、
いつでもみなさまの見方!価値>価格の納得価格になる予定です。
どうぞお楽しみに!
そして、子供服では、
昨年とは比べ物にならない、量、アイテム、サイズで
どこよりも満足いただける提案をします。
でも、ご存知のように、人気商品は、どんどんなくなってまいります。
早めに、お店の方をチェックして
お気に入りの商品がいっぱいありますうちに、お選びくださいませ!
ともあれ、今年のササンはいつもと本当に違うんですよ!
みなさまの喜んでいただける顔が今から楽しみです。
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