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Sasun(ササン)通信 
    
 Sasun Club news letter
        January (1月)    Vol. 33
 
今月号のメニュー
 1.新年のごあいさつ
 2.マスターのひとり言 〜 「餅つきと娘と子離れと」
 3.1月のお楽しみ 
 4.お正月の過ごし方
 
1.新年のごあいさつ

 新年 あけまして おめでとうございます



旧年中は本当にお世話になり、ありがとうございました。

昨年は店長の体調の事でいろいろご心配おかけしまして、申し訳ございませんでした。
今は月1回の検診を受けながら、特に問題が起きることなく過ごすことができております。
どうぞ、ご安心下さいませ。

本年も昨年同様、ご愛顧いただきますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。


さて、昨年は10月に本店の改装工事を執り行いましたので、
工事期間中はなにかとご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。

改装後はより見やすく買いやすい売り場になったかなあと思っているのですが、
いかがでしょうか?  ぜひ、皆様のお声を聞かせてくださいね。

今年はササンもひとつの分岐点、次のステップである4年目を迎えることができました。
ここまでくることが出来たのもみなさまのおかげです、本当にありがとうございました。

これからも、現状に満足せず、
より皆様のお役に立てるササンになれるよう頑張りたいと思いますので、
どうぞ宜しくお願いいたします。

    
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2.マスターのひとり言 〜 「餅つきと娘と子離れと」

今回は、ちょっと違ったエッセイ風な感じで「マスターのひとり言」を書いて見ました。
年末の我が家のひとコマが伝わればいいなあと思っています
B


   「 餅つきと娘と子離れと 」


今年は26日だった。 毎年恒例の餅つきである。
今年は店を開けているので、妻の店長は店番である。その分、娘が活躍してくれた。

餅つきといっても、杵と臼でと言う本格的なものではなく、餅つき機で作るので、
あっという間に出来てしまう。
 
しかし、出来上がった餅は市販の物とは圧倒的な違いがある。
それは質感というか存在感というか、

『とにかく中までずっしりともち米が詰まっている!』 と言った感じだ。

餅と言うと「ビヨーン」と伸びるイメージだが、
自家製の餅は、「もっちり、かっちり」で「ギュ」と切れる、と言った感じで、
この餅ひとつでお茶碗一杯分のお米が詰まっていると言うのが実感できる。

この感じが忘れられずもう自家製の餅をつき始めて30年がたつ。


蒸し器のふたを開けると「もわぁー」と一瞬目の前が真っ白になるほどの湯気が上がった。
顔にかかった湯気には、もち米の蒸しあがった独特の香りが立ち込め、
この匂いをすると今年もいよいよ終りだなあと思う。

そして、
『さあ、今年も最後の仕事をがんばるか!』 といった気分が盛り上がってくるのである。

「あちちち」蒸し器を持ち上げると、取手もすっかり熱くなっている。
餅つき機に移す前に、熱さで手を放しそうになる。

「熱っっ、おとうさん、私の手にも熱いのがかかった!」

と餅つき機の前で、まだかまだかと蒸しあがったもち米を待っていた娘に怒られながら、
なんとか餅つき機の釜の中に、蒸しあがったもち米を収めることができた。

「早くスイッチを入れようよ!」 と釜の中のもち米を、
しゃもじで真中に寄せながら目をキラキラさせている娘。

よっぽど餅つきに興味が尽きないらしい。
 
「餅つき機の胴体の横に、黒いちっちゃいのがあるだろ、
それがスイッチだから上にパチンと押すとスイッチが入るよ。」

彼女はもち米を凝視しながら、指先をもぞもぞ這わせて探そうとしている。

ようやくのことでスイッチが入った。

低いモーター音にあわせて、釜の中央で小さな羽が回る。
少しづつ 少しづつもち米の粒が動き出す。

そしてある瞬間を超えると、
見ている間にグングン真中に集まってきたもち米は、
ひとつの塊となりながら軟体動物のようにくねくねと回りだした。

「おとうさん、もういいんちがう? お餅、釜の横にくっついてきた!」

その声に促されながら、指先からポタポタおちるくらいの水を手につけて、
つき上がった餅を取り出す準備をした。

最終的には180個を超える小餅が机の上に並んだ。
「これでお正月を越えても数ヶ月は持つかなあ」と少し嬉しくなる。

でも本当は親離れをしてもいい年頃の娘と、

『 今年も餅つきにかこつけてワイワイいいながらいろいろな話ができたこと 』

が一番嬉しかったのかもしれない。

来年あたりは親離れではなく、
私が子離れをしないといけないのかもしれないと思いながら
今年も無事30年越しの年末の大仕事を終えることができた。

    
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3.1月のお楽しみ 

 さて、ササンでは新年第一弾のお楽しみとして

1月12日(水)〜19日(水) 新春招福カバン祭り  を開催いたします。


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4.お正月の過ごし方 

ササンでは今年もお正月1月1日のお墓参りにいってきました。

大晦日は朝から雪が本降りになり半日ほどで一面の銀世界。
12月に入っても暖かい日が続き、とても師走と思えなかったことがウソのようです。
まるで遅れていた寒さを取り戻すような突然の雪。
最後に帳尻を合わせたようですね。

初詣もそうですが私にとってのお墓参りは

1年の始まりに今年の抱負を報告し、心新たに自分と向かい合える良いチャンス

なのだと思っています。

いろいろ大変だった2004年を振り返り、
何よりまず家族の健康を一番に考える事を報告しました。

毎日を大過なく過ごしていると、自分も含めて健康であることが当然のように思いますが、
ひとたび病に倒れるような事があると、健康で過ごせるありがたさを知ることになります。
だからこそ、普段から健康に注意することが大切なのだと思うようになりました。
すっかり年なのでしょうか(笑)

昨年は私にとって後厄だったのですが、
前厄と厄の年は、皆様のお役に立つこと、
そして昨年の後厄は家族のお役に立つ一年だったのかもしれません。

お墓参りの最後のお願いごとは、
「2005年はみなさまに幸多い年になりますように」でした。

お墓参り以外、今年のお正月休みは、仕事のことは完全に忘れて、
ただただゆっくりすることに決めていました。

昨年は、神戸に出かけて活動的な時間を過ごしましたが、
今年はまったく逆に、「静」の時間の過ごし方を選びました。

と言うのも、
昨年は店長が4月に体調を崩し、
退院以降リハビリがてら無理をしないで営業させていただいてきましたが、
12月は皆様が一年中で一番バタバタされる時期ですので、
今年は日曜日も休み無しで店に出てもらいました。

その分、静養を兼ねてということで、「静」のお正月休みとさせていただきました。
近くの信貴山温泉にちょっと出かけたくらいで、
後はのんびり、ゆっくり 十分英気を養うことが出来たと思います。

いよいよ6日から2005年のスタート。
今年は本当に体調には気をつけ元気に店に出ることで、
みなさまのお役に立てるようにしたいと思います。


 
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