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Sasun(ササン)通信 
    
    
今月号のメニュー
 1.ごあいさつ
 2.たんぽぽの家にお届けしました
 3.みんなの写真館 → このコーナーはお店にあるササン通信でね!
 4.5月の臨時休業に
 5.お勧めの「本」のご紹介
 6.ササン一押し盛夏物はズバリこれ
 7.6月の催し
  
1.ごあいさつ

みなさまこんにちは!
早いもので今年も折り返しの月がやってきましたね。 

6月になると梅雨入りの季節。
恵みの雨なので、降らないと困るのですが、
あまりしとしと降るのもなあと、わががまに思ってしまいます。
なにせ洗濯物が乾かないのがねえ。

ところで、我が家のうさぎの「みるく」が病を患ってしまいました。
みるくは耳が垂れていて、
毛がふさふさしているホーランドロップイヤーという種類のうさぎです。

この種類のうさぎは、結構生まれながらにして、
この病気をもっている確率が高いのだそうですが、発病しないウサギも多いとのこと。
彼女は毛球症で、ごはんを食べれなくなったことがきっかけで、発病してしまいました。

この病気は頭に悪さをするのです。
症状は首が曲がって自分で立てなくなります。

少し前までは不治の病と言われたのですが、
最近、良いお薬もできてきて治る可能性もでてきたとのことです。

今は寝たきりです。
食べつづけないと生きられないうさぎには、
自分で餌を食べられないのは致命的なことなのです。

今は、いつも家族のみんなからお薬とごはんを食べさせてもらっています。
すっかり「みるく」中心の生活が続いています。

でも彼女も家族の一員、命を大切にすること相手を思いやる気持ちを大切に
皆で元気になるまで見守っていきたいと思っています。

ちょっとしんみりした話になってしまいましたが、
ササン通信は、今月号も、
みなさまに楽しんでいただけるよう内容も充実させてお届けします。

  
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2.たんぽぽの家にお届けしました

先月もみなさまからいただきました、
着られなくなった子供服たちをいっぱいいただきました。

ご協力いただきましたみなさま、本当にありがとうございます。
先日たんぽぽの家にお届けしてきました。
毎月、お届けできているのも、
みなさまのご理解、ご協力をいただけていることの賜物です。

子供たちは、どんどん成長して行きます。
今、ちょうどのサイズの服たちも、次の年には着られなくなるものも多いですよね。
でも、お気に入りの服は、愛着がある分、大切にするし、そんなに傷まない。
着られなくなったからといって、捨てるのは心もとない。
ブランドの服はリサイクルショップやインターネットでの販売が可能だけど、
一般の服たちはなかなか難しい。

そこで、ササンでは子供服を販売するだけでなく
そんな服たちが活躍できる場所が、障害者の施設「たんぽぽの家」にあることを知り、
皆さまの善意でいただけるそんな服たちを、お届けする係りをさせていただいています。

この活動は皆様のご協力があってこそです。
ササンはこの係りをずっと続けて行きたいと考えています。
これからも。皆様のご協力を、どうぞよろしくお願いいたします。

 
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4.5月の臨時休業に

5月18日(日)は本来、営業日でしたが、お休みをいただきました。
ご迷惑をおかけして申し訳ございませんでした。
で、この日は何があったのか、ご報告をしたいと思います。

今年も、この日は、奈良の障害者の催しである、「つながり祭」が開催されました。
教育大附属中学校障害児学級の卒業生は、
卒業した年のこの催しに、教育大附属中学校障害児学級の卒業生でつくる
「あらくさ友の会」としての模擬店を担当する役をします。

毎年、カレーの模擬店を出していて、とても人気のあるお店です。
前日からの準備に、みなさん大忙しで、
私たちも前日からのお手伝いをさせていただかないといけないのですが、
参加できず同級生のおかあさん方に、ご迷惑をおかけしました。

日曜は家族全員でお手伝いをすることを決めていましたので、
日曜日にササンにご来店いただけるお客様には
ご迷惑をお掛けしましたが、お休みをいただいたてお手伝いに行ったと言うわけです。

この日は、すごくよい天気で、暑いくらいでした。
俊助は「ノボリ」を持ってお客様の呼び込みをしました。
なかなか大きな声を出せていたのには驚きました。
すこし高校生になってお兄ちゃんになってきたかなあ、と思った瞬間です。

店長と娘はレジ係り、私は荷物運びと呼び込みをさせていただきました。
なにか、新しいお店を出したみたいで、とても楽しく参加させていただきました。
用意したカレーも、お昼過ぎには全部売り切れ、人気のカレーの模擬店で、
毎年楽しみにされている方もいらっしゃると言うことが良くわかりました。

でも、この人気の背後には、過去からの脈々と受け継がれてきた、
人と人とのつながりや、助け合いの気持ちがあればこそなんだと思います。

ここでの収益は、「あらくさ友の会」で必要になる、一年間の運営費の一部に回ります。
これから、俊助もこの「あらくさ友の会」の一員としてつながりを持っていけること、
ちょっと嬉しく思いました。

そして、当日はササンの会員様で参加されていらっしゃる方もおられて、
この催しの大きさやみなさんの関心の高さを感じました。

この通信文を読まれている、あなた様も参加されていらっしゃったかも知れませんね。

 
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5.お勧めの「本のご紹介

最近、すごく感銘を受けた本があります。
今回の通信文で、ぜひ、紹介させて頂きたいと思ったのです。
題名は「いいんですか、車椅子の花嫁でも」と言う本です。
読まれた方もいらっしゃるかもしれませんが、どうぞお付き合いくださいね。
 
著者は私たちの長男もお世話になっている奈良県立西の京養護学校の校長も歴任され、
障害者と健常者の共生を目指してボランティアの育成や啓教育活動を展開されている、
向野幾世さんというかたです。

ご自身が、障害児とともに歩んでこられた軌跡を綴られた本なのですが、
真実だからこそ、たくさん考えさせられ、勉強させられ、
そして感動で涙があふれてしまったのだと読み終えて感じました。

ここに全ての内容を、ご紹介したいくらいですがそう言うわけにはいきません。
そこで、その内の少しをご紹介させていただきたいと思います。

第六章、本当のやさしさを求めての中の「小さな文化人」という下りです。


卓也君は、養護学校の小学5年生です。
骨形成不全症という病気です。
ちょっとした衝撃でも骨が折れるという、やっかいな病気です。
足は小さい時からの何度かの骨折で、今はもう補装具を入れて、車椅子に乗っています。
この病気は、骨がどんどん成長して行く時期を過ぎればおさまるということですから、
その間、卓也君は車椅子に乗って、養護学校で過ごします。
養護学校で骨の擁護をすることとと、
車椅子生活をうまく送るようになるための訓練をうけています

とはいいましても、卓也君の活発な性質と、知的な欲求はとても旺盛です。
卓也君は、本来ならば、家の近くにあるT小学校に通うはずでした。
そこで、週一回、
彼はT小学校の五年生の学級に入れてもらって、学習することにしたのです。
週一回の交流教育の中で、
彼はたくさんの友だちと出会い、いっぱい生活刺激を受けて育ちます。

その日、私は卓也君に付き添って、T小学校に行きました。
私は教室の後ろで、卓也君の受講ぶりや、他の子の反応などを見ています。
その時間は地図帳の授業でした。

先生が「地図帳を出して」と言いました。
卓也君は週一回の通学ですから、どうしても連絡がもれてしまいます。
どうやら、その日、彼は地図帳を持ってきていないようでした。
いつまで待っても卓也君の机の上に地図帳はでてきません。
教室の後ろに立っている私は、あえて知らん顔をしていました。

地図帳がなければないで、
隣の子に、「一緒に見せてください」と頼む、
そのふれあいを、卓也君はここに習いにきているのです。
「先生、忘れました」という勇気を身につけるためにこそ、ここに来ているのです。

しかし、そのどちらもできないままに、
授業はどんどん進みました。彼の机の上にはなにもありません。

どれくらいしてからでしょう。
彼の二つ後ろの座席から、地図帳が彼の方に向かって差し出されているではありませんか。

ちょうど、黒板で字を書いていた先生が、チョークを置いてふりかえったその時でした。

「ちょっと、みんな、鉛筆を置け」
少しこわい声で言いました。

「先生はな、四十人いるこのクラスの、誰が、いつ、気がつくかと待っていたんだ。
今日、週一回、この小学校に来るのをたのしみにしている卓也君が、
地図帳を持ってきていないことに…」

「いつまで待っても、誰一人、気がつかなかった。しかし見ろ。
今、卓也君の机の上に、地図帳がのっている。いったい、だれの地図帳だと思うか?」

五年生の子供たちは、キョロキョロとあたりを見回しました。

先生が続けました。
「それはな、みんなが、このクラスで、
いつも“のろま”だとか“うすのろ”とあざけっているA子ちゃんだぞ」

A子ちゃんは、T小学校の「きこえの教室」にも籍をおく難聴児で、
知的障害のある子なのでした。

いつもクラスからのけものにされているA子ちゃんでした。
先生の声は、いちだんと大きくなりました。
「みんなはなあ、自分さえよければ、それでいいのか。
自分さえ勉強できればそれでいいのか!先生はそんな子は好かんのだ」
先生の声は、いつの間にか低くうるんでいるのでした。

「先生はな、今、A子ちゃんのやさしさを見た。
自分の机の上に地図帳がなくなっても、週一回やってくる友だちのことを思うA子ちゃん。
人の身にもなって見る。人の心にもなってみる。
そんなことのできるA子ちゃんが、先生は好きだ。
先生は、みんなに、そんなやさしさをもつ子になってほしい」

私が、その日出会った文化人とは、大学の先生でもなければ、芸術家でもありませんでした。
耳が聞こえづらく知的障害のある女の子と、それを励まし育てていた、若い先生でした。

この内容は何回読んでも感動してしまうのです。
こんなふれあいの中で、
人を思いやるということの大切さを学びながら成長できる
この先生のクラスのみんなは本当にすばらしいと思うのです。

健常児、障害児という垣根をこえて、
人を思いやれる一人の人として、お互いを尊重し合える社会になることを願うばかりです。

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7.6月の催し
6月12日(木)〜14日(土) 
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そして、プールの必需品と言えばワンピース! いろんな種類があって選べるよ。
また男の子はランクルー、タンクトップと
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そしてサンプル商品大放出します。
前回は初日の午前中で終了してしまい、ご迷惑をおかけしました。
今回もいっぱいではありませんが、よろしければいかがでしょう。


6月25日(水)〜28日(土) 
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いやな梅雨に、素敵なセール。
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どんな特典があるか、ご来店のお楽しみ。
皆様のご期待は裏切りません。ぜひご来店くださいね。

晴れたら晴れの日用特別お買い得商品出します。
店頭に出せるのは晴れた時だけですので、ご了承くださいね。
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