ここでは、ダダの愛用する楽器たちを紹介します。
・MOON−JJ5
今一番出番の多い5弦ジャズベースです。ケントアームストロングのPUにバルトリーニのアクティブサーキットが内蔵されています。
最近は低音弦のプルも多用することから、弦の脱落防止のためにテンションバーをヘッドに追加しました。
またツーフィンガーでビートをきざむ時、リアピックアップに指をのせると、ちょっと音色が硬くなりすぎるのと、ひじの曲がり方がしっくりいかないため、フィンガーレストを追加しました。
一時、ほとんど弾くことなく眠っていましたが、スラップでのライブの出番がずいぶん増えたため、高速スラップにも耐えうる、比較的オールマイティーな演奏が出来るということで、今はほとんどのライブで使用しています。
・MOON−6弦Bass
正式な型番がよくわかっていないのですが、Moon製の6弦ベースです。元はバルトリーニのハムバッキングピックアップが入っていたようですが、EMG−Hzに交換されているようです。パッシブタイプのベースでジャズベースと違って深みのある音色が特徴です。軽さを求めると多少物足りなさを感じますが、渋めのスタンダードジャズの本番などには活躍するベースです。
弦と弦の間が狭く、高速スラップは大変ですが、高音をいかしたソロフレーズや、テーマとりなどの時には重宝します。
あと弱点としては大変重量があります。それだけに太い音を得意としています。
・Bacchus−BJB5−550
ジャズのライブ演奏が増えるにしたがって、ウッドベースに近い音色を求めるようになりました。実際は、そう簡単にウッドの音は再現できないのですが、このベース、フレットラインは入っていますが、フレットレス仕様になっています。
加えてTUNE製のブリッジ型ピエゾピックアップを内臓し、弦の振動を直接受け取って出力します。くわえてアクティブサーキットが入っているので、低音を上げると、なかなかジャジーな音色が出せます。ジャズベースピックアップは、フロント、リアを同時にレベルコントロールし、普段はピエゾのみを使うところを、状況によってはマグネチックをブレンドすることもでき、ピエゾがトラブルを起こしたときに活躍することが多いです。
MOON−JJと同じくフィンガーレストをつけています。バラード系の演奏にはこのベースにアコースティックシュミレーターをかけて演奏することがあります。テーマなどをとると渋くて泣けます。
.・BOSS ME-50B
現在最も使用頻度の高いマルチエフェクターです。小型で持ち運びが便利な割りにずっしりと重いので、ライブ中も足元でがさがさしません。メインのエフェクトはナチュラルという自然なかかりのコンプレッサーを使い、タッチワウ、コーラス、リバーブを使うことが多いです。
またジャズ系の演奏でウッドベースっぽいものを求められるときは、デフレットのプログラムを使い、ネックよりに弾くとそれらしくなります。
またシンセベースもたまに使いますが、これはなかなか使いこなしが難しいので研究中です。
・Hartke ベースアンプ
室内練習用に購入した小型の30Wアンプです。室内ではこれで9時程度の音量で十分使えます。シンプルなプリアンプで、どう聞いてもフュージョン系の音が鳴ります。小型なので必要なときにはハコに持ち運んでもいますが、30人のキャパを越えるハコでは、出力不足は否めません。正直100Wがほしいのですが、持ち運びがねえ…(泣)