紫式部は去年よりも綺麗に多く実を付けてくれました。
来ていただく方に「あんず舎の秋の定番やね」って言ってもらってからちょっと力が入りましたが今年はまずまず。
よかったです。

お花を見ても食べ物を連想してしまう「花より団子」の私ですが、唐辛子の赤い色を見ても何故か好物の明太子やキムチが浮かびません。
素直に綺麗やなぁって心底思います。
夜のうちに線路の枕木の囲いの外から鹿が首を入れて花を食べてしまいました。
無理な姿勢だったらしく、鹿の抜け毛があって鹿もそれなりに痛手はあったようです。
去年も昼間 外に出して置いて食べられたので「われもこう」が好物なのかしら。
大事に育てていたらあっちでもこっちでもグングン元気に出てきます。
うちには珍しい成長株だけれど狭い場所を占領され犬のタロウも随分毟ってくれました。
実家の普段は目に付かない所で咲いていたのを手折ってきました。
車で1・2分しか離れていないけれど大急ぎで帰ってきて水が上がってホッとしました。
たくさんの蕾みがついた立派な鉢植えをいただきました。
自分のは夏にせっせと水やりしたのにもかかわらず、涼しくなってからすっかり忘れて葉っぱが4.5枚。
季節が来ても咲けない植木鉢がいくつあったでしょう。
隣の空き地を覆い尽くしています。
棘が刺さるとなかなか取れないので「傍には近寄らないで。」と言っているよう。
“ままこのしりぬぐい”なんて可哀想な名前を付けた人は誰ですか。
忘れずにこの季節になるとニョキニョキと蕾みを付けた茎が伸びてきます。
「もう お彼岸なんや」と毎年、花に教えてもらうのです。
高畑界隈は崩れ掛けた土塀がいいのですが、何となくミスマッチなこの煉瓦塀がめちゃくちゃ好きです。
この辺りは囲いが無いと鹿にみんな食べられてしまうのです。

毎年、ジャングルのように枝葉が茂るのに花は申し訳なさそうに薄い青色で夏の終わりにひっそり咲いてくれます。
ご近所の畑では初夏からスッキリしたブルーでお花が一杯。
同じ花でも環境が違えば元気に綺麗に咲けるのに。
立派な赤まんまに出会いました。
私の所は犬蓼ばかりで大事な桜蓼は今年も花を咲かせてくれるかしら?
「蓼喰う虫も好きずき」・・・蓼は大好きです。
田んぼの変わる景色が好きです。
電信柱の無い田んぼを見ていると気持ちが広がります。
向かって左の方が黒川起章さん設計された入江泰吉さんの写真美術館で
右側の神社の少し右奥の方に新薬師寺があります。