せりの花を巨大にしたようですが、節があって少しずつ角度が変わって面白いスタイル。
何よりも臭いが香辛料なので神戸南京町の中華街を思い出します。
梅雨が無かったような連日の暑さなのに食欲減退にはならず中華料理のメニューを思い巡らせています。

今年は早くから暑くなってあっという間に咲いてしまいました。
落ちた花がらがすぐに変色してしまって可哀想です。
花のやさしさに似合わない実が付いて木をへし曲げて取るのはもっと可哀想。

父が亡くなった時　たくさんの立派な花が咲きました。
勝手に「父の花」と決め込んで慈しんできたのに今年は２本しか咲きませんでした。
原因は株が大きく根っこで鉢が割れそうになっているからだと教えていただきました。
もう５年も経っていたのです。

小さい時の家の庭は狭くて暗くて大きなヤツデの葉っぱがいっぱいでとっても恐かった。
竜のひげとユキノシタと南天とぎぼし。
焼き魚の身を糸にくくってカエル釣りして遊んでいました。
ユキノシタの花をガラスの器に入れるとそんな事を思いだしました。

しもつけのつぼみが出来る頃に虫に食べられてくしゃくしゃになっていました。
今年は消毒をしてもらって助かりましたが、今度は土から赤茶色の羽がはえた虫が夕方の黄昏時にブンブン飛び回って美味しい所に止まって一晩がかりで食べてしまいます。
でも、ちょっと鈍くさい虫で私でも捕まえるられるので地面は踏みつぶされた虫が一杯です。
暗くなるのも忘れて虫の留まり先を目を凝らして意地になって探しているのです。

子どもの頃おおばこで引っ張り合いをして強そうなのを探すのが楽しいでした。
今はなるべく柔らかそうで初々しい感じのをコップにでも入れると相撲取り草の感じがしないで可愛いです。
でも、へらおおばこの方はスタイルが良くてお洒落でユーモアもあっていいなぁ。

鹿のお食事に向いていないラベンダーは切り詰める剪定が恐くて伸び放題。
空梅雨だと元気がいいのですが、今年は最後までちゃんと咲けるかどうか花を見ながら天気予報が気になります。
来年は地面を這わないで姿勢良く上を向いて咲けるよう矯正出来るかしら？

春になって芽のでない植木鉢をひっくり返していたら変なお芋が・・・。
まったく記憶に無く、少々薄気味悪く取り敢えず記念撮影をしました。
その後、１週間程芋状態で生ゴミになる一歩手前で空いた植木鉢に植えてみました。
新芽が出ても笹類って？感じでまだ思い出せず、とうとうつぼみが。
“あれ〜！”去年ピンクのカラーを頂いた記憶が蘇り、懺悔です。
２年目はなかなか花が付かないらしいと聞いてまた・・・。
世の中　何が幸いするやら。

小さい時にれんげやクローバーでせっせと訳もなく編んで丸いわっかに出来なくてズルズル引きずって最後にはボロボロにいつもしていました。
今は丸く出来るようになりましたが、結局同じ事です。
草や紙や土をいじっている時は時代は変わっても同じ自分です。