毎年、毎年勢い良くあっちこっちと占領していきます。咲き始めは白くてだんだんとピンクに色が変わりますが、今の季節の薄い緑の濃淡と白色の小さな花はとっても可憐で綺麗です。
でも、はびこっていく力が強いためか「これ びんぼう草よ」って言われてすごく憤慨してしまいました。
お料理屋さんの屋号の名前で使われていそうなイメージだったのですが、見てびっくり。
柔らかい葉っぱの上に3ミリほどの同じ色の花が。どうしてここに?
小さい頃からずっと庭の端っこにありました。
名前を教えていただいても今までのイメージと合わず もっと違う名前がいいのになぁっていつも思っています。
子どもの頃に麦畑の畝の中で両手を広げて鳥になって走り回っていました。
春になると土が温かく麦の揺れる音と鳥のさえずりを思い出します。
鹿がどうしても近づけない所にあけびの花が咲いていました。鹿に見つからず、この悪い人に見つかってしまって毎年可哀想です。
涼しげな葉っぱとひっそり咲いてる花を見ると ごめんなさい。
お引っ越しの時に一緒に来ました。理由は食用もありますが、鹿には食べられない自信がありました。見事に大きくなって花も咲かせ実も付けてくれます。竹の子の時期には丸裸にして、アゲハチョウの幼虫よりもひどい事をしています。良い香りの葉っぱを持って偉い偉い山椒です。
寒い冬を除いて1年中咲いてくれています。クウちゃんはようやくテリトリーの確保ができたらしく昼間はお散歩に出かけても安心していられます。
こんな窮屈な狭い庭は嫌だって逃げ出して側溝の割れ目に定住してしまいました。取り敢えずうちの花のつもりで水やりをしていますが、また何処か住み易い所に行くのかしら?
采振木の実が少しずつ赤くなってきました。
可愛い実に気づいて下さる方があって また名札の登場です。
今日 消毒に来て下さったので当分食べられず残念。
真っ赤になって鳥が来る頃にはもう大丈夫だと思うのですが。
とんちゃんがちょっと狭い庭に出た隙を白いオスの野良猫に襲われてしまいました。
同じ白い色で顔も似ているのでひょっとしたら?お父ちゃんかもしれません。
包帯の代わりに窮屈なのを着せられてブルーモードに入っていましたが、今はカラーだけになってブルドーザーです。

花水木も美しいですが、新緑の中に咲く白い花は優しくて1本の木から山林を想像させてくれるようです。
日陰の所の花は小さくて余計に好きになってしまいます。
子どもの頃にままごとで使いたかったけれど「毒いちごやでー」と教えてもらってから一度も採った事はありませんでした。
蛇=楳図かずおの世界だったのですから。
可哀想な名前が付いたお陰で採られずにすんだのかもしれません。
奈良の風景には柿の木がぴったりです。
果物コーナーで売っている柿よりも長い先の割れた竹竿を振り回して美味しいそうなのを必死で見極めて取る柿は最高です。
美味しい柿を見ていても花はなかなか気づきません。ただこれは渋柿です。
初めて花が咲いた時には 茎の細さに花の大きさや付き方にうっとりしてしまいました。
どうも植えた場所がお気に召さないようで年々花が少なく今年はこの2本だけです。
来年の事を思うと消えた「あすちるべ」の亡霊も出てくるようです。
昔はよく畑で"ねぎ"がねぎ坊主になっていました。
こんな畑の横を通ると穏やかな気持ちになります。
農家のお家の玄関の横には牛がつながれていてしっぽだけが動いていました。
牛のお尻はひび割れたようにうんこがバリバリに乾燥して付いていましたが、臭いはまったく思い出されません。
子どもの頃に読んだ外国の小説(今はカタカナ恐怖症で読めない)でお庭の描写でよくスイカズラが出てきてイメージはバンバンに膨れ上がっていました。
でもうちの庭では忍冬なんです。にんどうは忍冬だと知ってまた・・・。
せめて白い色のすいかずらのほうが良かったなぁ。
あやめ・花菖蒲・杜若 同じような花なんだけれど何だかわからないのです。
端正込めて育てられた立派なあやめをいただきました。
確か湿地が好きなのは杜若だったような気がするのでその反対かしら?なんていい加減でなくちゃんとパソコンで調べる事にしました。
タロウのお散歩コースにからたちの木がありますが、公園の敷地かな?って思う所なので成長している感じがしなくて枯れないかしらってドキドキするような華奢な姿です。
辛うじて棘があるので鹿から身を守っているようで花が咲いた後に実を付けた時にはホッとします。