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栄養ケアマネジメントの継続
栄養ケアマネジメントが導入されて早くも一年経ちます。いろいろ試行錯誤を繰り返しながら進めてきました。
栄養ケアマネジメントは一時的なものではなく継続されていかなければ意味がありません。施設に一人の栄養士で利用者全員分のマネジメントをいかに効率よく進めていくかは大きな課題です。(もちろん、他職種の協力も得ながらです)そこで当苑では厚生労働省から出された例事書類を独自で作り直し使用しています。書類の整理というだけでもかなり大変です。
栄養ケアの構成要素として最初の方で話題にしましたが、最初にスクリーニングを行います。継続していく中で3ヶ月に一度スクリーニングの最初にもどっていきます。また、モニタリングという形で体重測定を月に一度行います。スクリーニングでもモニタリングでも体重測定や食事摂取量というのは必要になってきます。そこで私はスクリーニングとモニタリングを一枚の用紙にまとめて使用しています。6回分の体重入力ができる様になっています。これで低栄養高リスクの方は3ヶ月分、その他の方は半年間の入力ができます。体重測定の度に見直すので低栄養の方は2週間に1回他のかたは1ヶ月に1回モニタリングを行っているという事になります。また、体重も入力すればグラフに出てくるようにしました。こうしておくと、体重変化が見た目にわかりやすいので、ご家族に変化などを説明する時に大変良いです。栄養士だけが見てわかるのではなくご家族や他の職員が見ても判りやすい書類を作る工夫は必要です。
当苑では、この体重測定から、褥創の有無までは介護職員に入力してもらっています。体重入力をすると自動的にグラフへ反映されるようになっています。その下の計画変更や評価、経過記録は栄養士が記入しています。介護職員が記入した物を栄養士が見て、栄養士の記入した物も介護職員が見られるようになっています。そして、この用紙が一杯になったところでプリントアウトし栄養部では個人の栄養ファイルに一部、介護職での個人ファイルに一部入れています。そうすると、その方の栄養ケアマネジメント(体重変化)がどの様に進んでいるのか見る事ができます。栄養士も介護職員も看護師もその方の変化や現状について理解し栄養計画を進めていく事が大事ですので書類も皆が目にできる見易く全員が見られる状況にしておく必要があると思います。
そして施設のコンピュータネットワークに全員分の栄養ケアマネジメントをのせてどの部署からでも入力・閲覧できるようにしています。1人の栄養ケアマネジメントのフォーマットは1枚目にこの「スクリーニング・モニタリング」2枚目にアセスメント、3枚目に栄養ケア計画と3部になっています。この一つのフォルダに利用者1人分の栄養ケアマネジメントが入っているという事になります。新規入所があった際には栄養士がその方のフォルダを作成し介護職員が1週間以内に体重・身長などの入力をしてその他の血液データなどは看護師との連絡によって入力します。退院されてきた方についても同じで退院後の体重測定を行ってもらっています。そして、アセスメントをとり計画作成へと進んで継続させていっています。
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