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平城遷都祭(ならせんとさい) |
2006年4月30日(日) |
■ コース
近鉄大和西大寺駅…平城宮跡:平城遷都祭会場…近鉄大和西大寺駅 |
近鉄大和西大寺駅下車徒歩約10分で「平城遷都祭」の行われている平城宮跡に到着。 |
◇ 平城宮跡
平城宮跡は、西暦710年に藤原京から遷都された平城京の中核です。
当該宮跡地は、当時の天皇の住居や政治・国家的儀式を行う場として、学術的に貴重な価値を
有する事から、国の特別史跡に指定されると共に、1998年「古都奈良の文化財」の一つとして、
ユネスコの世界遺産に登録された。 |
◆ 平城遷都祭(ならせんとさい)
会場:平城宮跡 第一次及び第二次大極殿朝堂院跡周辺
日時:2006年4月29日(祝)〜4月30日(日)
四神に守られた4つのエリア
○ 光る朱雀のエリア:約200個の蚊帳製のキューブを実現
○ 賑わいの白虎エリア:奈良のうまいもん・こだわりもん広場、約60店舗が出店。
○ 目覚める青龍のエリア:天平舞台
○ 眠れる玄武のエリア:第一次大極殿復原工事現場
第一次大極殿正殿復原整備特別公開同時開催(第4回)
平城遷都1300年記念事業:平成2010年 |
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会場では、ゲージツ家・KUMAさんがプロデュースした薄ピンクの蚊帳製のキューブが出現していた。何と云う事はないが、何となく天平ムードが感じられた。奈良うまいもん・こだわりもん広場では、沢山の人が群がり、それぞれに楽しんでいた。各種出店での買い物は、専用通貨「せんと」が必要で、両替して貰って、食べ物や飲み物を買いました。奈良時代にタイムスリップした気分を味わって貰おうというもので、708年に鋳造された「和同開珎」を模した硬貨や、「富本銭」の写真を印刷した紙幣が作られていました。 |
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美味しい物を食べたり、若い女性が、華やかな天平衣装を着て記念撮影をしたり、小さい子供が手の平にコマを回して貰って、少し痛そうな顔、こそばそうな顔、じっと我慢の顔などをしながら楽しんでいました。 |
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大極殿は、現在一層目の屋根と二層目の骨組みまで復原されていた、順路に従って見せて頂く。
大極殿の大きさは、東西長さ約44m、南北長さ約19.5m、高さ(棟高)約27m(基壇高さ約3.5mを含む)との事。柱は、初重の柱は、直径約71p、長さは約5m、本数は44本、二重の柱は、直径約59p、長さは約2.6m、本数は22本で、計66本である。
立派な柱と趣のある大きな屋根でした。 |
別の棟で、軒の部分に使われる木材を仕上げる作業が公開されていた。大きな「やりがんな」を使って木の表面を薄く均一に削り取る職人技にビックリしました。ヒノキの削り屑は「いい香り」がしていた。
瓦作りも公開されていて、出来上がった1枚瓦を持たして頂くと、ズシットきた、約7s有るそうだ、どおりで重かった。大極殿を作った道具が展示されていました、随分色んな種類があるものだ。
ゆっくり見学した後、平城宮跡をあとにしました。 |
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