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ねじ穴をつぶして(なめて)しまった痛恨の極み。 片持ちフォーク式赤道儀の微動ハンドルの固さを少しだけゆるくしようと考えた。 説明書にしたがって微動ハンドルの固定ネジをゆるめる。 この固定ネジはいわゆる＋(プラス)ネジで、 説明書にもネジは固い場合があるのでサイズのあったドライバーで 丁寧にゆるめるようにと書いてあったが、 果してネジは強固に固定されており、無理矢理力づくで外そうとしたものだから 案の上ネジ穴をつぶしてしまった。
人間、焦ると余計に深みへとはまっていくもので、色々あがいた結果、ネジ穴は ほぼ完全につぶれた状態となった。 ネットで調べると「なめたネジはずしビット」なるものがあるらしい。早速、注文。
商品が到着して本日トライ。 見事に失敗。 ネジは頭が取れてしまい、胴の部分が埋まったまま外せず。 ビットも先端を折ってしまい、これまた、外れぬネジと合体あそばされた。 結局、諦めることにした。 赤経の微動ハンドルはもう二度と調整できなくなった。
教訓：ねじ穴はつぶれそうになったら、まずは作業を中断 (これが一番重要。深みにはまるその前に)。 ホームセンターに走ってネジすべり止め剤を買ってきて塗布すること。 安易に「なめたネジはずしビット」に頼るのではなく、 「トーコマ製品 エアロビクス２ (＋)２&(−)６ ２本セット」という特殊なドライバ が良いみたい。