20011117

全労済再共済連大阪サービスセンター 村山樹一郎様

 

FAX拝見いたしました。調査結果の過失割合が5:95というのは、たしかに当初北里さんから示された4:6や3:7に比べると私の主張に格段に近くなったと思います。私自身は事故報告書に記したとおり、被害者と加害者という立場(すなわち0:100)だと思っていますのでこの結果で満足している訳ではありません。ただし、最初から「過失割合を検討していく」という姿勢で事故の処理に臨んでいる保険会社、リサーチ会社の考え方からすればこのような結果が出ることは予想通りです。これを0:100とし、さらに慰謝料や車が破損したために借りなければならなかったレンタカー代など諸費用を請求することはおそらく裁判に訴えるしかないのでしょう。であれば、この辺がいわゆる落としどころであるとは思います。

 

しかしながら、私の本意は上記に示すとおりですのでこの結果を了解したとは言い難いですし、全労済と安田火災の交渉によって希望通りの方向に持っていっていただけるのであれば、そう願いたいです。が、村山さんが交渉の過程でこれ以上の条件の上積みが無理だと判断されるのであれば、事故から相当の期間を経ていることもあり経済的なことも考えてこの結果を受け入れざるを得ないと考えています。

 

村山さんにはさらに過失割合を0に近づけるように交渉していただきたい。しかし安田火災側にこれ以上譲歩する姿勢が見えなければここを妥協点としていただいて構わない、ということです。

 

【住所】 伊藤