全労済再共済連大阪サーピスセンター 所長 安部貴殿
2001年4月3日
私の1月の事故処理の件について、再度申し上げます。3月5日のこちらからの手紙に対し、あなたはこう答えました。
この度伊藤様の事故処理の対応について私どもの職員がご迷惑をおかけし誠に申し訳ございません.伊藤様がお怒りになられるのもごもっともだと思います。担当者2名と直属の上司である係長を呼ぴ慎重に注意を行ったところです。今後気を付けます。
こうおっしゃっておきながらその後何の連絡もなく、4月を迎えたというのはどういうことでしょうか。3月5日付の手紙は対応の放置状況があまりにひどいためにしびれを切らして書いたものでした。さらにそれから1ヶ月が経過しようとしておりますが、この手紙以外、全労済側から受け取った連絡は電話にしろ手紙にしろ何もありません。所長からの手紙には担当北里氏の名前の入った「送付書類のお知らせ」という紙が一枚何も書かれずに入っていました。これが何を意図するのかも疑問ですが、とにかくそれだけです。
このような状況を所長ご自身は把握しているのでしょうか。していないとすれば上のようにおっしゃっておきながら何もしていなかったのですか。3月5日付けの手紙にも書きましたが、これまで二人の担当者に連絡のなさ、遅さについて問いただした際にも、ミスを認め謝るだけでその後の態度は何も改善されませんでした。これでは所長も全く同じであり、全労済全体の体質ではないかと考えてしまいます。
またもしこの状況を把握しておきながら連絡すらしないでいる担当職員をそのままにしていたとなると、これまた対応の遅さ、いや「なさ」は全労済という組織の問題だと判断せざるを得ません。我々は事故に際して迅速、誠実に対応してくれるものと信じて全労済に対して掛け金を支払っているのです。今回のことで他の保険会社、自動車会社等に尋ねましたが、一様に全労済の対応の悪さ、不誠実さに驚き、信じられない様子でした。私の話を聞いたある知人は、その知人たちに「全労済に入ってはダメ」と言い回っていると最近ききました。私自身、率直に申して再契約するだけの信頼というものを全労済に対して失っております。しかし、この件がイレギュラーなのだという一縷の望みは持っております。この知人と同様のことを私にさせないためにも、早急に誠実で良心の感じられる対応を待っています。
【住所】 伊藤