伊藤: 「私としては相手方の暴走が事故の主因だと思うので、過失責任は一方的に向こうにあると考えているのですが」
松島: 「しかし、おっしゃるようにもしゼロ対百を主張されるのでしたら、私ども保険会社は間に立って処理することが出来ません。それは弁護士の仕事になります。私たちが弁護士の仕事をすることは法律で出来ないことになっていますから」
伊藤: 「ゼロ対百かどうかを見極めるために保険会社が間で処理、交渉を行うのではないのですか。それに全労済にも弁護士はいるでしょう。必要になればその人が動くのが当然なのではないですか。過失割合がどうなるか分からないのであれば、保険会社の処理と弁護士への相談を平行に行っていくということも考えないといけないんですか」
松島: 「とにかく、事故の状況を示す書類を送ってください。それから考えられると思います」
伊藤: 「なぜ約束の日時に電話をくれなかったのですか。」
松島: 「すみませんでした。申し訳ありません」。

忘れたのか、その程度は日常茶飯事かどうか分からないが、何度か理由を尋ねるも答えず。結局理由は分からず。

松島: 「書類の方はすぐに送ったのですが」
伊藤: 「木曜日にすぐ大阪から送ったのなら週末には届くはずですが、まだ着いていません。とにかく今日の午後まで待ってみて、届かなければまた連絡します」