300 第3部 皆さまのお声をお受けします。

読者から、読者の意見欄を設けるようにとのご助言をいただきました。

皆様のお声は、出来れば先ず奈良県当局、県議会、報道機関にお寄せいただきたいのですが、

こちらにもご意見をお寄せくだされば幸甚に存じます。


※ご自由にお書き下さい: お名前:
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読者から寄せられたご意見 (例)

 奈良県はじめ全国からご意見が届き始めています。

 その例を要旨でご紹介します。

 

● Y.R. 様 (奈良県)

奈良県になくてはならない万葉研究所が廃止にきめられたとは、…………驚きました。

奈良県人の文化意識の低さが、奈良県人の一人として恥ずかしい限りです。

 

● H.T. 様 (京都府)

奈良県で最も重要な文化施設を何故廃止するのか。奈良県の本質と、その文化活動の重要さを全く認識していないようです。

何とか、ご協力したいと思っています。

 

● S.N. 様 (奈良県)

当初から、万葉文化館は日本における万葉古代学研究の最先端の施設として構想されたものであり、万葉古代学研究所なくして、万葉文化館の存在は無意味に等しいといえます。

万葉文化の中心で、本家本元ともいえる奈良県の施設において、基盤となるべき研究所が廃止されるとは考えがたいことです。

万葉文化館のよりよい発展のために、貴殿のご意見に心から賛同いたす次第です。

 

● S.K.様 (奈良県)

万葉のふるさと奈良を象徴する重要な文化施設の一つであり、後世に引き継ぐべきものとして、一日も早い復活をお祈りします。

 

● H.H.様 (奈良県)

古代学研究は奈良以外では適当な場を設けることが困難だと考えます。古代文化の中心であった奈良においてこそ意義のあるものと考えます。

調査研究の貴重な場として存続を期待しています。

事業が継続していればいいではないかということでなく、名前を冠した組織の存続することが重要と考えます。

 

● 匿名

大変びっくりしました。ただ、関心の深い人でないと、この状況把握と問題性の認識までには相当な努力が要りそうだと思います。それだけに、粘り強く頑張ってください。

 

● Y.T. 様 (東京都)

私も万葉集、万葉文化、奈良の観光などこれからも守って行くべきものと思います。日本の歴史、文化、建造物に興味を持ち、奈良に何度も観光客として訪れております。

奈良の魅力は、平城宮跡、神社仏閣等と並んで、やはり万葉のふるさとということが日本人の心をとらえるのだと思います。前に奈良県立万葉文化館を観させていただいた際、強くそのように感じたことを記憶しております。

何らかの形で万葉古代学研究所を復活・継続して下さることを心から願う者の一人です。

 

● I.M. 様 (奈良県)

万葉文化館・古代学研究所は、奈良県いや日本文化の発揮に重要なことは、万人の知るところであります。

今回の廃止に喫驚しております。

機会ある毎にことの大事さを広めたいと存じます。今後の粘り強いご活躍を念じます。

 

● K.S. 様 (神奈川県)

そういうことでは、奈良の強みである文化遺産を深く追求して、世界にアピールする、という奈良のアイデンティティーがぼけてしまいますね。

日本はどこでも、財政がひっ迫すると、文化や研究予算を削るという場当たり的傾向があります。

無形の文化に予算をつけるのは、為政者の教養のレベルによるというのでは、日本はまだ後進国と言わざるをえませんね。

健康に留意して戦ってください。遠くからですが応援します。

 

● H.S. 様 (住所秘匿)

万葉集は日本の宝です。その中心地の奈良県で研究施設をないがしろにするのは、その価値を知らない馬鹿どもです。奈良県人はそんな人々でしょうか。残念です。

 

● N.K. 様 (奈良県)

万葉画を鑑賞する際に、万葉歌を学び意味や情景が解かると、趣きが変わり違った観方があるのを気付きます。

万葉人を蘇えらせる夢を実らせるためには、学際的な資料や知識などの研究の成果が大切です。