◇大型二種(5回目) 平成17年4月26日・・・・・場内・・・S字→縦列→鋭角
(鋭角・・・右進入、左回り)
路上・・・B−1コース
さて、今日は、天候も体調も絶好調。
後は、緊張さえなければ、何か合格(うか)るような気がするかもしれないな〜?
と言う何とも楽天的な考えをしながらの5回目。
順番は1番目。
場内は、いつも、方変だが、今回は縦列と言うことで、S字を抜け直ぐ右折し縦列
へ。縦列は1番側で行い、
@寄せを枠から50cm程度離しながら、まず、枠内の確認を行い、そのまま車体
後方をポール先端部に合わせる。
A次に、バックの際、ルームミラーと目視で後方確認を行いながら、車内から左後
輪の位置とポール先端部が平行に見えたら、右にハンドルを切り始め、正面の
大きな木を目安に、左奥の角が右ミラーに映れば、ハンドルを真っ直ぐに立て
直し、そのまま真っ直ぐにバックをし、ポール先端部と左ミラーが平行に見え
たら、ハンドルを右イッパイに切る。
(この時、左後輪の位置≠ニは窓枠を目安にする。)
Bそして、ハンドルを立て直し、後方感覚を行なう。
縦列は一発で決まったものの、後方感覚が一発で決まらず、二度目で30cm
に着け、縦列を通過する。後は、鋭角も、一回の切り替えしで難なくクリアー。
いざ、路上へ。
路上は、試験場→消防署までのB−1コース。前回の路上試験では、ダブルクラッ
チでの走行の際、2nd→3rdへ繋ごうとした途端、ギアが全く入らなかったため、
今回は、路上出発前に試験官へシングルクラッチでの申告を行ったところ、試験官
からOK≠ニの言葉をいただき、結果、これが功を奏し、試験場スタートからゴー
ルの消防署まで、ミスなく円滑走行が出来ました。
そして、3回の目標物合わせでは、全てド真ん中に合わせたとのことで、ようやく5回
目にして合格の切符を得ました。
そして、免許証は、3月に普通二種(MT)≠ニ大型二種の直前にけん引二
種≠取得しているため、免許は即日交付となり、この日、大二≠ニけ引二
が入り、「大二」が入ったことで、免許証の中身が全体的に引き締まった感がします。
ここまで苦労をして、取得しただけに、これからは大事にしたいと思います。
★★これから受験をされる皆様へ★★
さて、合否のポイントは、場内、路上も含め、
確認事項が7〜8割占められていると言っても過言
ではありません。と言うのも、確認は、
普段の運転がそのまま出ますので、早め早めの確認
と右左折を行う際の早めの寄せを意識
しないと合格
の道 は厳しい
ように思われます。
その他では、メリハリの運転
も挙げられます。これも、場内、路上
共通で、 一本調子の運転だと合格の切符は得れません
ので、
明らかに、出せる場所では速度を出したメリハリの
効いた運転 を行う事が肝要です。
また、場内は課題の採点のみになりますが、その他の経路コースに至って
も、試験官の心の採点は付けられているように思います。ですので、課題
の出来が良かったとしても、
最後まで気を抜かずに、発着点まで緊張した走行
を続け
られることをお勧めします。
また、この3月から、大型二種の技能試験が9m→11mに変更されて
おり、 鋭角、方変、縦列と言った課題箇所は、車体の大きさから難しくなっ
ていることが考えられますので、特に、
初めて受験される方は、受験する前に一度、コース下見
をされることをお勧めします。
コース下見は、信号機が点灯していない、朝(開門〜8時3
0分)お昼(12時〜1時)が可能です。
そうすることで、多少なりとも緊張が和らぎ、自分の運転も行えるかとも思い
ますので、是非、これから、試験場で受験される方々、どうぞ、頑張って下
さい。
皆様の吉報を祈念いたしております。
★★★ 車輌の幅と長さを歩幅で測っておこう ★★★
縦列、方変、鋭角など課題箇所では車体感覚を身につけておかないと、接触や通過不能
などが起きやすくなります。
そのようにならないためにも、車輌の大きさを知っておく必要があると思います。
そこで、発着点に車輌があれば、午前、午後の下見の時間を利用して、車輌を歩幅で測っ
ておくだけでも、試験では、気分的に違うと思います。
例えば、試験車9mの場合、歩幅にして、幅が4歩で長さが15歩。そして ホイールベース
とその前後のオーバーハングを比率にすると、
フロントオーバーハング(3):ホイールベース(8):リヤオーバーハング(4)となります。
そして、現行試験車11mの場合、幅は、歩幅で4歩。長さが18歩。そして比率は、
4:9:5となります。(ちなみに、小生の歩幅=約60cm)
※この数値は小生が歩いた数値ですので、実際の歩幅は個人差によりますので、
あくまで参考程度とお考え下さい。
★★★ 縦列・方変の後輪のポイント ★★★
左後輪の位置の掴み方・・・・・〔これを覚えておくと縦列・方変がし易くなる。〕
まず、車体、右側の後輪位置を確認する。そうすると運転席から見て、後方やや右端に
非常口の扉があり、その右横にある窓(十字枠で1対)の縦の支柱部真下部にホイール
の中心があることが分かる。
そして、左側は3本の縦型支柱部分の真下部にホイールの中心があることが分かる。
(9m車輌の場合)
縦列の場合、バックをする際、運転席から後方を目視しながら、その窓枠の支柱部分と
ポールの先端部が車内から見てほぼ平行に見えれば、ハンドルを右に切り始める。
後は、5回目の試験内容に記載。(9m車輌の場合)
方変の場合、左バックとなるため、左手前のポールと入り口まで左後輪をなぞるような
感覚で、ハンドルを左に切り足しながらバックをし、右奥角が右ミラーの中心に映れば、
更にハンドルを左に切り(足し)ながら、車輌を立て直し、出る方向右側に対し、車輌は
できるだけ左に寄せておく。(9m車輌の場合)
★★★ 後輪の左右の位置を覚えておこう ★★★
上と重複するが、現在は、9mバスでの試験が終了しているため、現行、11mイスズ
エルガの場合は、ボディー右側(運転席を除く)客席、非常口横の窓枠4番目の支柱
部やや真下部にホイールの中心がある。
一方、左側は昇降扉を正面に見て右隣の窓枠支柱部の右窓下部にホイールの中心
がある。
★★★ 方向変換の場所変更 ★★★
また、現行11mバスでは、9mバスで使用していた2番の方向変換(左バック)では
なく、現在、1番の大型一種用方向変換(右バック)を使用しています。
★★★ S字の入り方 ★★★
場内S字については、右進入となるため、接触しないためには、前輪が進入口の道幅
の真ん中と平行になったら、ハンドルを切り始め、フロントバンパーの隅とS字の縁
(コンクリート部分)とを重ね合わせるようにしながら、走行をすれば、(半)脱輪を防
いだ走行ができるかと思います。
★★★ 後方感覚について
★★★
方変、縦列にセットされている後方感覚。ですが、最後のこれで、ポールに接触をし
てしまい、悔しい思いをされてる方もおられるのではないでしょうか?
そこで、参考程度に目安を記載しましたので、ご参考にいただければと思います。
◇方変の箇所では、
@ポール側から、まず、50cm分ほど、歩幅でとり、そして、車輌の長さ分を歩幅で
とる。
Aとり終えたら、左右を見渡し、目安物を探す。
●9m車の場合は、運転席から見て、ポールの先端部と出口面との丁度中間位置
に運転席が来れば、成功。(この時、車輌先端部が出口面に対し、若干、中に入
った状態)
●●現行11m車の場合は、運転席から見て、両サイド
の水切り部分と先端部がほぼツライチであれば、
成功。
◇縦列の箇所では、
@ポール側から、まず、50cm分ほど、歩幅でとり、そして、車輌の長さ分を歩幅で
とる。
Aすると、左側に大型Sコース横の南北に走っている白線(破線)道路があり、それ
を目安に、若干手前に先端部がくればほぼ、成功。
●現行11m車の場合は、運転席から見て、左サイドの
白線(破線)部分と先端部が
ほぼツライチであれば、
成功。
※この数値は小生が歩いた数値ですので、実際の歩幅は個人差に
よりますので、実際に歩いてお確かめ下さい。
★★★ 鋭角の通過方法 ★★★
鋭角は、進入の段階で、いかに前に突っこめれるかどうかで、決まります。
突込み量が足りない場合・・・・内角に接近するため、切り替えしも
多くなり通過が難しくなります。
例えば・・・・・内角に接輪、もしくは乗り上げなど。
突込み量が深い場合・・・・・・外角に接近し、内角から離れるため、切り替え
しは少なく通過はし易くなります。
但し、後輪の脱輪に注意。
左周りでも、右周りでも、脱出の際、車輌の寄せ位置〔V字型の谷部分〕
から出る方向に対して、前輪位置が道幅に対して、中央に位置(タイヤ
位置)すれば、通過しやすくなる。
★★★ 路上コースの変更 ★★★
3月に車輌の変更に伴い路上のコースも変更されました。
Aコースの神宮外苑の周辺コースが4月まで残っていたのですが、何故か廃止となっており
3月〜5月上旬まで廃止となっていたBコース 試験場⇔消防署が、5月の中旬には
復活されていました。B−1、2は折り返しコース。
また、3月〜Bコースとして、試験場〜田原本町生涯学習センターまでのコースが、
試験場⇔消防署のコース復活により、新AコースとなりA−1、A−3は折り返しコー
ス。A−2は、田原本町生涯学習センターの発着コース。
1人用のA−4とB−3は試験場〜近鉄百貨店橿原店周辺までの折り返しコースと
なっていますので、ご注意下さいますようお願いします。
☆取得費用
写真代金
0円
技能試験代 4,400×5=22,000円
試験車代 2,350×5=11,750円
免許証発行手数料 1,650円
合 計
35,400円