コウボウムギ
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カヤツリグサ科

環境: 北海道から九州、海岸、砂地、多年草、雌雄異株。

根・茎: 根茎長く砂中を横にはう、根茎紫黒色木質、節には褐暗色の旧葉鞘繊維あり、節から茎、葉を砂上に出すが基部は繊維に包まれる、全体剛い。

葉: 根生葉叢生、葉線広形巾0.5−0.8cm、葉湾曲先下垂、葉平行脈、 葉滑らかで硬い、鋸歯鋭い。

花: 春、夏、4−6月頃、花黄褐色(雌花穂)、花茎先に1個の楕円球状の穂状花序直立、雄花序卵長形、やく黄色が目立つ、雌花序長6cm位で粗大な小穂密生、小穂先尖る。

果: 果胞皮針形嘴状長1cm以上、果胞褐色滑らかで皮硬い。

参考: 弘法麦、実が麦に似るのでこの名、ウミゴメ、根茎節の繊維が筆先に似るのでフデクサともいう。


全長: 20- 30 cm
葉長: 20- 30 cm
花径: .3- .6 cm



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