シュロチク
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ヤシ科

環境: 庭、 観賞用、鉢植、常緑樹、雌雄異株、南中国原産、江戸時代琉球から渡来。

根・茎: 幹直立、幹節多い、短い根を横に出し繁殖、幹高300cm位が多い。

葉: 葉幹頂に叢生7−8枚、葉柄長く太い、葉柄半円柱状、葉全体団扇形あるいは半円形、葉掌状櫛状深裂、 裂片10−18、裂片線広形先徐々に尖る、裂片脈3−4(中脈なし)、裂片先2−3裂、裂片鋸歯目立たない、シュロに似るが小形で柔らかい。

花: 夏、花黄淡、葉腋に円錐形の穂状花序下垂、包葉褐色花序基部にあり、花無柄、花被小球状、外花被杯状3浅裂、内花被卵倒状球形3裂、雄花おしべ6、雌花子房3。

果: 果卵球形。

参考: 棕櫚竹、イヌシュロチクともいう、幹が竹に似るのでこの名、棕櫚に似るが葉裂片小形で、中脈なし、鋸歯あり、などで区別。幹100−200cm、葉4−8深裂、裂片長15−25cm、葉裂片卵長細形の種をカンノンチク(リュウキュウシュロチク)という。


全長: 150- 500 cm
葉長: 20- 35 cm
花径: .2- .5 cm



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