ツユクサ
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ツユクサ科

環境: 道端、荒地、土手、1年草。

根・茎: 茎下部地上をはい分枝、茎上部は斜上、茎無毛、節太い。

葉: 互生2列、葉柄鞘状で茎を抱く、葉三角長形、葉卵長細形先尖る、葉平行脈、全縁。

花: 夏、6−9月、花青、葉と対生して包葉に包まれた短い総状花序がでて、青い花をつける、包葉半円形緑色で2つにたたまれる、包葉長2cm位、外花被片3膜質、内花被片3のうち上部2つは青色(花片2に見える)、花片長0.6cm位、他の1つは小形で無色、花は左右対称、おしべ2、仮おしべ4。

果: さく果楕円形白色多肉質、後に乾いて果3裂。

参考: 露草、昔は布の染色に利用、若葉は食用、乾燥して利尿剤、帽子花、アイバナ、アオバナ、オオバナ、ボウシバナ、カマツカ、ホタルグサ、鴨跖草(つきくさ)あるいは月草ともいう。誕生花9・17、花言葉「尊敬、懐かしい関係」。万葉集「月草(つきくさ:ツユクサ)に衣を染(し)みる君がため綵色(しみ)の衣を摺らむと思ひて」〔巻7−1255)。


全長: 20- 40 cm
葉長: 5- 7 cm
花径: .5- 1.2 cm



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