アギナシ
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オモダカ科

環境: 溝、沼、沢、浅い水中、多年草。

根・茎: 根ひげ根。

葉: 根生葉束生数枚、葉柄長い、葉柄基部鞘となり茎を抱く、葉柄縦稜あり、葉矢形あるいは葉人字形、葉三角形基部大きく切れ込み基部の左右は耳状細長形先尖る、三角形に分かれる裂片線形、下片2は上片より細く短い、全縁。

花: 夏、秋、花白、葉腋から長い花茎を直立し先に円錐花序、柄のある花を茎節に段状に輪生2−3個ずつ、節に包あり、花単性、がく片3卵楕円長形、がく片緑淡色宿存、花片3弁円形、下部雌花めしべ多数仮雄ずいあり、花柱1、上部雄花おしべ多数やく黄色。

果: 果球偏形、果緑淡色。秋葉柄基部鞘内に多くの小塊茎を集め大塊茎をなす。

参考: 顎無しからきた名、初期の葉分裂しないためこの名。


全長: 40- 80 cm
葉長: 15- 35 cm
花径: 2- 5 cm



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