リサーチ・広報
- 活動は月・水・金の週3回で、活動時間は10:00〜15:00。
- 巡回場所は中央区全体をA〜J地区の10地区に分けて地区内で約8ヶ所の避難所を2人ずつでまわる。
- 避難所では、主に配布物(かわらばん、中央区広報、その他各種イベント配布物)を配り、避難人数と電気、水道、ガスの使用可否の確認と必要事項の要望と余っている物資の在庫を聞く。また、イベント催しなど連絡事項を伝える。
- 中央区ボランティアの人が避難所にいれば、ボランティア(通称:ボラパイ)ノートを回収する。
- ※ ボラパイとは、避難所のボランティアと中央区本部との打ち合わせは週1回(木曜日)に行われるが、それ以外にそこでの状況などを報告するものである。
物資班
- 区役所内の地下倉庫(地下駐車場)に、送られてきた救援物資(衣類、食料、雑貨等)を集め、仕分け及び整理を行った。
- 各避難所からの要望(リサーチ班より)を受け、物資の配達を車、バイク、自転車、徒歩等で行った。
- 不足している物資に関して、民間ボランティア団体及び公共団体や企業などに呼びかけ、援助していただいた。
- 要望書や配達した物資の関しての時間経緯に対する記録を行った。
- 過剰物資の、回収及び避難所間の調整を行った。
かわらばん
- 新聞や口コミの情報を収集したものを編集、発行した。
- ワープロで打ちだし、B4又はA3の紙で1日1000〜2000部、区役所のコピー機で発行した。
- 神戸には外国人が多く、英語はもちろん中国語、ロシア語、韓国語(ハングル)、ドイツ語、タガログ語等様々な言語訳のかわらばんを出版した。
- ”何でも便利帳”という被災者からの意見や情報を聞くものを作って必要な物資や情報を把握した。
- 収集した情報は、非常に多いため、それらを最小限の言葉で簡潔に一つでも多くの情報を記載した。
炊き出し
- 炊き出し用の材料仕入れのために、色々な所へアプローチ。
- 現在炊き出し中の団体のお手伝い。
- 各避難所への食材、調理器具の分配。
- イベントで炊き出し。
- 避難所へのデリバリー。
お風呂隊
- お風呂場でも誘導、人員整理、受付または人材派遣
- 全域でガスが全く復旧しておらず家庭では全くお風呂には入れないため、銭湯を利用する以外にない。震災後、営業を再開している所も少なく、混雑によるトラブルをさけるために、お風呂屋さんに協力するという形で我々ボランティアが、誘導、人員整理、受付などを行った。
- 時間帯は、夕方から夜にかけての一番混雑する16時〜18時、18時〜20時までの2交代制であった。
水くみ隊
- 大部分の家庭の水道は復旧していないため、各地域に水くみ場、給水車が設けられているのだが、特にエレベーター等がない高い建物で生活されているため、20リットルのポリタンクを用いバケツリレー方式で水くみのお手伝いをする。
- また、現地作業に必要な人員の確保など事務的なものも行った。
遊び隊
- 各避難所にいる子ども達と遊ぶ。いろいろな話をした。
- 勉強を教える。
- 絵本を30〜50部程度発行して、それを各避難所の子ども達に配布した。
- おにごっこ、サッカー、ドッヂボール、お絵かき、おしゃべり、手品、ゲーム等を行った。
ハートほぐし隊
- 避難所又は個人宅(個人で避難されている方)まで被災者を訪ねて、手伝い、介護をしながら、様々な話をし、会話を通して被災者のストレスを発散させる。
- 主に、お年寄りや体の不自由な人、子どもを対象に活動し、一人で一日3〜4カ所を各2時間ずつまわる。
- 人によっては避難所そのものに居着いて、そこを全体的に話し相手として活動する人もいた。
- その日の活動のしかたは人によって様々だった。
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