Antimony |
古代に顔料や化粧に用いられていた鉱石に含まれており、antimoniaと呼ばれていた金属。 他の元素と混ざって産出するため、ギリシャ語の孤独にあらず「anti-monos」が由来ともいわれる。 元素記号Sbは、ラテン語のしるし「stibiumu」から使用されている。
アンチモン Antimony 元素記号 :Sb 原子番号 :51 原子量 :121.760 族 :VB/15 周期 :5 分類 :典型金属元素 電子配置 :[Kr] 4d10 5s2 5p3 価数 :+3, +5 電子親和力:1.05 eV 電気陰性度:1.9 原子半径 共有結合 : 金属結合 : イオン結合 :76 pm (Sb3+), 60 pm (Sb5+) ファンデルワールス結合: 沸点 :1587℃(蒸発熱190 kJ/mol) 融点 :630.7℃(融解熱20 kJ/mol) 密度 :6.697 g/cm3 半減期 : 発見 古代エジプト時代から用いられてきた。 単体は1600年までに知られていた。 存在 地殻中に1.8 ppm存在し、輝安鉱(Sb2O3)から採れる。 121Sb:57.25% 123Sb:42.75% 作り方 硫化物鉱石を酸化焙焼してSb2O3が揮発するのを回収し、コークスで還元して単 体を得る。 高純度のものは電解法、真空蒸留法、ゾーンメルディング法により得る。 用途 鉛の合金として鉛蓄電池、活字用合金、軸受合金 半導体シリコンのn型ドープ剤 レーザーおよびサーミスター用In-Sb 電子工業用ハンダ Sb2O3は窯業、白色塗料、あるいは建材、繊維などの不燃化剤
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