ギリシャ語のアルセノラト「arsenolite」から命名された。

ヒ素 Arsenic

元素記号　：As
原子番号　：33

原子量　　：74.92159
族　　　　：VB/15
周期　　　：4
分類　　　：非金属元素
電子配置　：[Ar] 3d10 4s2 4p3
価数　　　：-3, +3, +5
電子親和力：0.80 eV
電気陰性度：2.0
原子半径
　共有結合　　　　　　　：120 pm (As3+)
　金属結合　　　　　　　：
　イオン結合　　　　　　：58 pm (As3+), 46 pm (As5+)
　ファンデルワールス結合：
沸点　　　：常圧では昇華する。615℃(昇華熱32.4 kJ/mol)
融点　　　：816℃(融解熱93.7 kJ/mol)
密度　　　：5.778 g/cm3
半減期　　：

発見
　紀元前から硫化物の存在が知られていた。
　13世紀　単離　A.Magnus

存在
　地殻中に1.8 ppm存在し、鶏冠石、石黄、アルセノライト等に含まれる。
　75Asの単一核種のみ存在。

作り方
　FeAs2やFeAsSを空気遮断下で600〜700℃に加熱すると単体が遊離する。

用途
　農薬
　ガラスの装飾
　耐食性合金