ゲルマニウム
Germanium

 発見者の故国ドイツ「Germany」から命名された。


ゲルマニウム Germanium 元素記号 :Ge 原子番号 :32 原子量  :72.61 族    :IVB/14 周期   :4 分類   :典型金属元素(炭素元素族) 電子配置 :[Ar] 3d10 4s2、4p2 価数   :+2, +4 電子親和力:1.2 eV 電気陰性度:1.8 原子半径  共有結合       :  金属結合       :122 pm  イオン結合      :73 pm (Gr2+), 54 pm (Gr4+)  ファンデルワールス結合: 沸点   :2850℃(蒸発熱328 kJ/mol) 融点   :945℃(融解熱36.8 kJ/mol) 密度   :5.323 g/cm3 (20℃, α型ダイアモンド構造), 6.71 g/cm3 (β型スズ構造) 半減期  : 発見  1864年 J.A.R.Newlandsにより予言されていた。  1871年 D.I.Mendeleevにより予言されていた。  1886年 発見 ウインクラー(C.A.Winkler)(ドイツ) 存在  地殻中に1.5 ppm存在し、亜鉛、銅、スズ鉱石等に含まれる。 作り方  亜鉛、銅鉱石の精錬副産物をGeCl4として蒸留で亜鉛と分離し、加水分解でGeO2 とする。約530℃で水素ガスで還元して単体を取り出す。 用途  トランジスタ、ホトダイオード  レンズ、赤外ガラス  熱電対、抵抗温度計  Mgとの化合物は蛍光材料

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