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横島ドタバタ恋物語

リポート7  計算高く行きましょう


投稿者名:雅樹
投稿日時:05/ 8/12

「なっ・・・・何がどうなってたんだ?・・・・・ぶぇっくしょい!!!」

グッチャァァァァァァァ・・・・・・・

「おキヌちゃん・・・一体どうなってるの?」
「それは・・・・横島さんには関係無いことですから・・・・」
「え!?・・・何かスゲー疎外感なんすけど・・・」
「まぁ、知らなくても大丈夫ですから。」
「そう・・・・まぁ、それならいいけど・・・・・
と言うより・・・・・・この部屋一体どうすればいいと思う?」
「多分・・・この後皆で掃除だと思います。」
「・・・・・だろうね。」

見事に散乱している除霊関係と思われる書類・・・
そして滅茶苦茶に壊れているイスや机・・・
そしてその中央に立つ黒い影・・・多分美神と思われる。

「み・・・・・・美神さん」

ギロッ!!
「ひえぇぇぇー!!すんまへーん!!」

ズンズンズンズン・・・・

「ギャアァァァァ!!何か向かってくる〜!!」
「せんせー!!助けてほしいでござる〜!!」
「なっ!!シロ!?お前いつの間に俺の後ろに!?」
「とにかく助けてほしいでござる〜!!」
「お前が元凶なんか!?」

ズンズンズンズン・・・・
「ヨコシマクン・・・・ソノイヌヲコッチニワタシナサイ。」
「はっ・・・・はい!!どうぞ!!」
「キャウーン!!先生酷いでござる〜!!!」
「じゃかぁ〜しぃ!!今の美神さん止めれるわけないだろう!?」
「分かったでござる!!美神殿!!権利上げるでござるから〜!!」

ピタッ
「・・・・・ホント?」
「本当でござる!!武士は嘘つかないでござる!!」

シュウゥゥゥゥゥゥゥ・・・・・・

「そう♪・・・・おキヌちゃんは文句ある?」
「・・・・・・・・ないです(泣)」
「美神さん。権利って何ですか?」
「なんでもないわよ♪フフフ♪」

(「なっ!!美神さんが上機嫌だ・・・何があったんだ!?」)

「横島君には内緒よ♪」
「は・・・ハハハ・・・」

「ハァ・・・こんなに散らかして・・・皆、片づけするわよ?」
「「「「はいっ!!!!!!」」」」

自分がやったのに皆に片付けさせる美神・・・
皆で片付けといいつつ自分は洗濯機へGO。

「・・・・・美神さんって洗濯物好きだったっけ?」
「・・・・・今日だけは洗濯物好きなんです。」
「へぇ・・・」

また「内緒です」と言われて疎外感を味わうのが嫌なのか
あえて追求しない横島・・・少しは勉強したようだ。

――洗濯機前――

「ウフフ・・・やっと・・・やっとこの日が来たわ!!
横島君の服・・・完璧に洗濯してあげるわ!!いざ!!」

妙に気合が入っている美神・・・洗濯なんて大体同じと思うのだが・・・
美神にとっては(というより横島を好きな人たちにとってみれば)特別らしい。
洗濯物(横島の服のみ)を洗濯機に入れ、洗剤を入れてあれこれと・・・
そして・・・・・・・・・・・・・・・・ついに!!

「よしっ!!スイッチオ〜ン!!」

ボタンが壊れるかもしれない位に強くスタートボタンを押す美神。
洗濯機が音を出して動き始めた。
満足そうに洗濯機を見つめる美神。

「さて、後は洗濯機に任せて部屋に戻りましょう。」

――部屋――

「あら?もう片付いてるのね。」
「ってか、もう壊れまくってたんで文殊でちょちょいっと。」
「ホント文殊って便利ですね♪」
「まぁ、それならよかったけど・・・壊れたイスとかどうするの?」
「どうするのって・・・壊したのは美神さんでしょ?」
「うぐっ・・・文殊で直してよ!!」
「もう出ないっす。」
「もう!!役立たず!!」
「そんな殺生なぁぁぁ・・・」
「まぁまぁ、片付いたんですからいいじゃないですか。」
「ハァ・・・仕方ないわね。」
「仕方ないわねって・・・俺はとんだ災難なんだけど・・・」
「何か言った?」
「・・・・・・・・・・いえ。」

とりあえず片付けも終わり事務所内も落ち着いた。

「で、美神さん。」
「何?」
「勝手で悪いんですけど・・・一週間ほど仕事休んでいいですか?」
「何ですって!?せっかく時給600円にしてあげたのよ!?」
「それはそうなんですけど、実は・・・明々後日からテストなんですよ・・・・・・
それで赤点取っちまうと留年なんですよ〜!!!!!!」
「はぁ!?あんた出席すれば留年は無いって・・・」
「はぁ・・・申し訳ない。今日学校でハゲに言われたんです。」
「で、赤点とって留年したら?」
「多分・・・バイト辞めると思います。
ってか、おふくろが来て俺を連れて行くと思います。」

沈黙があたりを支配する・・・
そして美神が出した答えとは・・・

「つまり・・・赤点取らなけりゃいいわけね?」
「はい。まったくもってその通りです。」
「・・・・・・・・ハァ。最近仕事ないし・・・仕方ないか。」
「じゃあ・・・」
「えぇ・・・」
「ありがとうござい「私がみっちり勉強教えてあげるわ!!」ま・・・へ?」
「何?私が教えてあげるって言ってんのよ?嫌なの?」
「いや・・・嫌じゃないですけど・・・」
「じゃあ何が不満なの?」
「いや・・・不満というより・・・悪いかと思って。」
「あんたが辞めるほうがよっぽど悪いわよ!!」
「・・・・・・・・・・・・・・・・へ?」

シーン・・・・
皆の視線が美神に集中する。
美神は最初何故自分に視線が集中するのか分かっていなかったが
自分の言ったことを理解すると顔が真っ赤になってしまった。

(私何言ってんの〜!?これって・・・・キャァァァ!!)
(美神さん・・・何言ってるんですか〜!?これって・・・告白!?)
(これは・・・『こくはく』ってやつでござるか!?)
(ちょっと・・・何言っちゃってんの!?フライングもいいところじゃない!!)
(まさか!!俺が辞めるとヤバイのか!?まさか・・・雑用がいなくなるから!?)
・・・・・・分かってないやつ約一名。

「ちっ・・・違うわよ!?横島君が辞めると誰が雑用するのよ!!」
(やっぱりな・・・・)

「それに、赤点取ったからって私のせいにされたらたまらないもの!!」
(「事実その通りなんだけどな・・・・違うとでも思ってるのか?」)
「やかましい!!」

ドガッ!!
「やっぱり声に・・・・出てた・・・・か。」

「とにかく!!今日からテスト終わるまでここで泊まりなさい!!
何が何でも学年一位とってもらうわよ!!」
「えぇ!?いや・・・赤点とらなけりゃいいんすけど・・・」
「甘い!!私の事務所で働いている以上学年主席は当然よ!!」
「そんなぁ・・・・(泣)」

「横島さん、頑張ってください。美味しいものいっぱい作りますから♪」
「ありがとう、おキヌちゃん。」
「私は、古い言葉とか歴史なら結構知ってるから教えてあげるわよ。」
「サンキュー、タマモ。」
「拙者は・・・・」
「お前は俺の邪魔をせず大人しくしてくれればいい。」
「うぅぅ・・・拙者こんな扱いばっかりでござる。」

「じゃ、今晩からみっちり教えてあげるわね。横島君の得意教科と苦手教科は?」
「そうですね、英語は結構得意かと・・・苦手なのは数学と科学ですかね。」
「OK、じゃあ数学と科学みっちり教えてあげるわ。」
「お手柔らかに頼み「あんたがしっかり覚えれたらね?」・・・・はい。」

夜が来てほしくないと思った横島だった・・・

――夜――

「今日はいいカニが入ったのでカニ鍋にしてみました♪」
「へぇ〜、美味しそうね。」
「カニー!!何年ぶりなんじゃ〜!!食うぞ〜!!」
「『かに』って何でござるか?」
「横歩きで歩く節足動物よ。食べると結構おいしいんだって。」
「タマモは食べたこと無いんでござるか?」
「無いわよ。」
「へー、意外だなぁ。タマモは食べたことあると思ってたが。」
「昔は魚ばっかり食べてたわ。たまに揚げを食べたりしたけどね。」

パクパクパクパクパクパク・・・・・
「ちょっと・・・・・聞きなさいよ。」
「ムグッ?ムァ・・・・ヒヒへフヒョ(あぁ・・・・聞いてるよ)。」
「口に物入れて喋ってんじゃないわよ・・・・ったく。」
「プアッ、ほらタマモ。カニ美味いぜ?食ってみ?ほら。」

(((そっ・・・・・・・それは・・・・・まさか!!!!)))
いわゆる「あ〜ん♪」のポーズだぁぁぁ!!!

「えっ!?・・・・・うん。(パクッ)・・・・・・美味しい。」
「だろ?カニってのは美味いんだぜ♪」
「せんせ〜。拙者も!!拙者も!!」
「ん?分かったよ、ほら。」
「あ〜ん♪(パクッ)・・・・美味しいでござるぅぅ!!」
「だ・・・だろ?肉ばっかり食うよりこういうのも美味いんだぞ?」
「せんせ〜・・・・・どうしたでござるか?」
「なっ!?何でもないぞ!!何でもない!!あ〜カニうめぇ!!」
(冗談じゃない!!今シロのあ〜んの顔ちょっと可愛かったじゃねぇか!!
・・・・・違う!!俺はロリ○ンと違うんやぁぁ〜!!!!)

(タマモにシロぉぉぉぉぉ!!あんたら覚えてなさいよぉぉぉぉぉ!!)
(タマモちゃんにシロちゃん羨ましいなぁ・・・私もして欲しいなぁ・・・)
(何か・・・美味しいんだけど・・・横島があんなことするから・・・
味なんてほとんど分からなかったわよ・・・・もう。)
(美味しいでござる!!せんせ〜に食べさせて貰ったから余計美味しいでござる。)

「よっ・・・横島君。これ美味しいんだけど・・・食べる?」
「えっ?それ美味しいんですか?じゃあ・・・食べてみます。」
(何ですってぇ!?)「え・・・その・・・口あけて?食べさせてあげるから。ほら。」
「えぇ!?いいんですか!?・・・・はぁ、それじゃ・・・・」
「ほら。口開けなさい?」
「あっ、はい・・・(パクッ)・・・お、美味しいです。」
「そ?よかった。」

(おっしゃぁぁぁぁぁ!!横島君喜んでるわぁ!!)
(美神さんズルイですぅぅぅぅぅ!!!!)
(美神さん・・・・・・・やるわね。)
(拙者の方が羨ましいでござるもん・・・多分。)
(美神さんどうしたんだ?まぁ・・・得したな。)

微妙な賭け引き合いの晩御飯が終わり皆が風呂に入っていた。
美神の裸を見ようと思って挑戦した横島だったが、
あっけなく美神に玉砕され額からは大量の血が吹き出ていた。
「やっぱりさっきのは夢だったんやなぁ・・・ええ夢やったぁ。」

(横島さんたら・・・美神さんだけ覗くんだ・・・)
(私ってそんなに魅力ないかしら?)
(拙者だって『せくしー』でござるのに・・・・)

もう各々は横島が覗いてくれないのを不満に思っているようだ。
横島としては「他の子達覗いたら俺犯罪者じゃないっすか〜」らしい。
・・・・・当然美神は「あたしならいいんかい!!」と言っていた。

――そして勉強時間――

「さてと。じゃ、横島君。勉強始めるわよ?」
「はい。って美神さん・・・・・その服装は何ですか?」
「これ?これは・・・教えるスタイルよ!!」
「はぁ・・・」

美神がしている服装とは・・・
赤色の眼鏡(もち伊達)+白衣(化学の先生とかたまにやってるあれ)
白衣にボタンはつけていない。
下に来ている服はいつもの胸が強調されているあの服・・・・

「今から科学教えるんだから白衣は当然よ!!」
「はぁ・・・まぁいいですけど。」

(はぁ!?何で飛び掛ってこないのよ!!いつもなら「誘ってるんですね〜」
とか言って飛びついてくるくせに・・・まぁ、いいわ。
まだ他にも手はあるんだから・・・フフフ。絶対に振り向かせてみせるわ。)

(「ダメだ・・・集中しないと・・・美神さんが気になって勉強どころじゃないぞ!!
何で留年かかってるのにそんな挑発するような服着とるんじゃぁ〜!!!
いつもなら行けるのに・・・今回だけは断固抑えねばぁぁ〜!!!!!」)

(そういうことね・・・)

横島は自分が声に出してるとも知らず血涙を流している。
美神はそんな横島を見て(ちょっと悪い事したかな)と少し反省している・・・

(でも・・・振り向いてほしいから・・・・もうちょっと我慢してね♪)

わぁ〜お。美神さんって反省ってのを知らないんだね♪

「さっ、横島君。さっそくやるわよ?」
「はっ・・・・はい。」

「で?テスト範囲は?」
「えぇ・・・教科書のここから・・・・ここまでですね。」
「あら?何だ。簡単じゃない。」
「えぇ!?ここって科学の先生が難しいって・・・」
「はぁ!?あんたの学校ショボイんじゃないの!?」
「いや・・・・一応進学校・・・で」
「今の時代ってどうなってんのよ・・・・はぁ。」
「俺もここは全然できないんです・・・ハハ。」
「ハハ・・・じゃないわよ全く・・・じゃ、ここからね。」
「お手「あ・ん・た・が!!しっかり覚えれたらって言ってるでしょうが!!」・・へい」

一喝されもはやお手柔らかにはやってもらえないだろうと横島・・・

「それじゃ・・・まずは軽くこれ解いてみて。」
「はい・・・・・・って!!これ応用問題じゃねぇっすか!!」
「これくらい解けないでどうするのよ!!」
「せめて基礎からやって下さいよ!!!」
「甘ったれるんじゃない!!」
「甘ったれるとかの問題じゃねぇっすよぉぉぉー!!!」
「仕方ないわね・・・この問題は中和滴定による濃度決定を使ってやるのよ。」
「・・・・・・何ですかそれは?」
「はぁ!?これすら分からないの!?あんた今まで何やってたのよ!!」
「仕方ないんやぁぁ!!バイトせな生活できへんのやぁぁぁぁ!!!」
「くっ・・・・」

結局横島が勉強できないのは全部薄給でこき使ってる自分のせいだと思い知る。
仕方ないので1からゆっくりと公式を説明していく。
意外に丁寧に「意外って何よ!!文句ある!?」・・・教えている美神。
個別だからか、分からないところがあればすぐに教えてくれる。

「あぁ!!だからこうなるのか・・・へぇ〜。」
「へぇ〜ってあんた・・・」
「でも、美神さん凄いっすよ!!教師より断然解りやすいし。」
「そっ・・・・そう?」
「教師になればよかったんじゃないですか?」
「そんなのなるわけないじゃない!!私の家は代々GSなのよ!?」
「・・・・・・・それだけですか?」
「うっ・・・・公務員は給料が安いのよ!!」
(多分そっちが本音だな・・・)

「美神さん。これはどうすればいいんですか?」
「ん?何?どの問題?」
「この問題・・・・」
「何?どうしたの?」

美神令子ちゃんの〜、横島君の〜気を惹く〜作戦〜(六道冥子口調)
1. 横島が分からない問題を美神に聞く。
2. 美神が教科書を見るために横島に近づき「どこ?」と聞く。
3. 横島は美神の方を見て分からないところを指す。
4. (ここが重要!!)さりげなく横島の目線に胸を合わせる!!!
5. 横島の目には美神の胸が〜!!(何気に谷間・・・・・・・・イヤン♪)
6. 横島興奮!!美神計画通りで横島に見えない所でガッツポーズ!!(終了)

横島は当然美神の胸にく・ぎ・づ・け♪
美神は平静を装っているが内心ドッキドキ〜♪(キャッ)

「どうしたの横島君?どこなの?」
「え?あっ・・・・これ・・・・です。」
「この問題?これは、滴定曲線を見て解いていくのよ。」
「あっ、そうか。ありがとうございます。」
「でも、横島君結構頭いいんじゃない?すぐに理解してるし。」
「いやいや。美神さんの教えがいいからですよ〜。」
「・・・・た?」
「えっ?何ですか?」
「いや!!何でもないのよ!?何でも・・・ハハハ。」

(何言っちゃてんのよ私はぁぁぁ〜!!)
どうやら美神は横島に「惚れた?」と聞いたらしい・・・
滅茶苦茶小さな声だったので横島には何を言ったか分からなかったようだ。

その後は美神の邪魔もなく順調に授業が進んでいった。
そして・・・

「よし!!科学のテスト範囲はこの位かな。
これで学年一位じゃなくてもそこそこの順位は行くんじゃない?」
「ありがとうございます。美神さんのお陰で科学に少し自身がつきました。」
「横島君も頑張ったんじゃない?四時間も集中してるんだもの。」
「よっ・・・四時間もですか!?そんなに時間経ってたんですか?」
「本当よ?ほら。」

美神はそう言って横島の前に時計を差し出す。
時計には夜中の一時を少し回った時間が。(始めたのは夜十時少し前だ。)
時計を見た横島は心底驚いたように「シェー!!」のポーズをとっていた。
(リアクション豊富でいいわね)と美神は思った。

「じゃ、少し休憩しましょうか。」
「・・・・・・・・・・はい?」
「何?休憩したくないの?」
「いや・・・・まだやるんですか?」
「当たり前じゃない。実質テストは明後日よ?少しでも多く覚えないと。」
「そっ、それは・・・・そうですけど。」

「じゃ、次は古典教えてもらう?ねぇ?タマモ。」
「・・・・・知ってたの?」
「何となくね。」
「うぉっ!!いつの間に!?」

美神がタマモの名前を呼んだ瞬間部屋のドアがスーッと開いた。
そこにはすでに準備万端のタマモが待ち構えていた。
何故こんな時間に起きているかは疑問だが・・・

「じゃ、タマモ。横島君に古典教えてあげてね?」
「んっ、分かった。」
「じゃ、横島君。30分後に始めてもらうから。
それまでにしっかりと頭切り替えて休憩しとくのよ?」
「は・・・・・・ハハハ・・・・・・・」
「あっ、それと・・・古典終わったら次は学校行くまで英単語覚えるのよ?」
「嘘ぉぉぉぉぉー!!!!!そんな詰め込み意味あるわけ・・・」
「何か文句あるの?」
「いえっ・・・・頑張らしていただきます。」
「よしっ♪・・・・ファァァァァ・・・・眠。」
「美神さん。もう寝ていいよ?」
「いや、いいわ。眠くないし。タマモの教え方も見てみたいし。」
((今・・・・・確かに眠いって・・・・))

横島に寝る時間はなさそうだ。
まぁ、言ってみれば美神もついているので美神も睡眠時間はないのだ。
古典の間寝ていればいいのだがタマモと横島を見張るために起きているらしい。
タマモは横島たちが科学をやっている間寝ていたので大丈夫のようだが。

「さっ、横島♪休憩したら古典だからね♪私が丁寧に教えてあげるから。」
「は・・・・ハハ・・・・ハハハハハ・・・・・アヒャヒャヒャヒャ〜」
((横島(君)が壊れた・・・・・・・))

「はぁ・・・学校に行きてぇ・・・」
初めて心から学校に行きたいと思った横島であった。

この後、横島に古典を教えたタマモ。
横島が間違ったりするたびに狐火で横島を焼いていたとか・・・・

「全然丁寧に教えてねぇ〜!!!!!!!!」
古典が大嫌いになった横島であった。

朝日はいつ上がるのだろうか・・・・切に願う横島であった。

「横島!!余所見しない!!」
ボッ!!
「ぎゃぁぁぁぁぁ!!熱つつつつつつつつーー!!!髪がぁぁ!!」

・・・・横島は見事パンチパーマになりましたとさ。めでたしめでたし♪
「んなわけねぇだろうがどちくしょー!!!!!!!!!」


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