【金魚屋の息子】金魚的時間金魚の種類

金魚の種類




金魚の種類は今までず〜〜っとのっけたかったものの一つなのだが、
今まで実現されてこなかった。
それはなぜか?
金魚の写真を撮るのがめんどくさかったから(笑)
このたび、すばらしい金魚のアイコン
作っているサイトを発見したので、
それを金魚の説明に利用させていただきます。

−目次−

●金魚の先祖
●ワキン型の金魚
●リュウキン型の金魚
●ランチュウ型の金魚
●珍しい金魚


●金魚の先祖
画像 説明 飼育
難易度
入手し
やすさ
金魚(鮒)
鮒(ふな)
金魚の先祖様。
こいつがいなきゃ、金魚もいない。
金魚の歴史は鮒から始まったと言ってもいいくらいなんだけど、でも、鮒は金魚じゃない(笑)
簡単 簡単
金魚(緋鮒)
緋鮒(ひぶな)
鮒が赤くなったやつ。
こいつが本当の金魚の始まりといえるかもしれない…かもしれない(笑)
簡単 簡単

●ワキン型の金魚
画像 説明 飼育
難易度
入手し
やすさ
金魚(和金)
和金(わきん)
もっとも一般的な金魚じゃないだろうか?
いっぱいいる金魚の種類の中でも、最も丈夫で、飼育が簡単だと思う。
寿命も長く、丁寧に飼育すれば10年以上も長生きするものもいるよ♪
さまざまな形の尾びれのものがいて、観賞用としては三つ尾や四つ尾のものが好まれ、フナ尾のものは安価な金魚として親しまれてます♪
簡単 簡単
金魚(小赤)
小赤(こあか)
和金の小さいの。(若いやつね)
金魚すくいなどでよく見られるのはこれ。
簡単 簡単
金魚(朱文金)
朱文金(しゅぶんきん)
日本産で、三色出目金と和金の交雑種って言われてます。
尾びれが長くのびる吹き流し尾なのが特徴。
色素細胞がない透明鱗をもつため、体色は赤・黒・紫・青・白などがまだらに出る雑食性(キャリコ)になるよ♪
簡単 簡単
金魚(コメット)
コメット
アメリカで作られた金魚。
(なんか強そう?(笑))
動きは敏捷。
ヒレはどれも和金より大きく、尾びれも吹き流し尾。
コメットの名前は、この長い尾びれを引いて素早く泳ぐ様をコメット(彗星)にたとえたものなんだって♪
簡単 ふつう
金魚(地金)
地金(じきん)
和金の突然変異を固定したもの。
古くから名古屋地方などで飼育されていました。
体型は和金に似ているが、尾びれはクジャク尾と呼ばれる独特のもの。
泳ぎをやめるとこの四つ尾がX字状にぱっと開くのがかっちょいい♪
愛知県の天然記念物に指定されている。
難しい 難しい

●リュウキン型の金魚
画像 説明 飼育
難易度
入手し
やすさ
金魚(琉金)
流金(りゅうきん)
中国生まれで、琉球を経て日本に入ってきたため、流金の名が付いたんだって。
背中が大きく曲がり、腹部も丸く膨らんで、横から見るとほぼ球形♪
ヒレは長く、特に三つ尾、四つ尾、さくら尾となる尾びれは優雅な感じ♪
素早い動きはできませ〜ん。
ふつう 簡単
金魚(キャリコ)
キャリコ
正確に言うとキャリコ流金。
日本産で、三色出目金と流金の交雑種らしい。
体型やヒレは流金によく似ているけど、透明鱗をもつため、体色は赤・青・黒などの雑色となります。
キャリコとは英語のcalico(更紗・まだら)で、金魚の場合、透明鱗によって雑色となるものをすべてキャリコって言います。
ふつう 簡単
金魚(土佐金)
土佐金(とさきん)
江戸時代に流金から淘汰されたといわれてる。
土佐で生まれ、今も高知県などの愛好家の間で多く飼育されてます。
姿は流金ににているけど、尾びれは独特のそり尾。
体色は、赤・白・更紗ですが、褪色が遅いため鉄色(赤みを帯びたフナ色)のものも少なくないです。
高知県の天然記念物に指定されています。
難しい 難しい
金魚(黒出目金)
金魚(赤出目金)
金魚(三色出目金)

出目金(でめきん)
中国から400年ほど前に渡来したとも、明治になって入ってきたともいわれており、正確にはわかんないです〜…
名前が示すように目が大きく横に飛び出してる。
体色によって黒出目金・赤出目金・三色出目金にわけられるよ♪
※左の画像は黒出目金と赤出目金と三色出目金…って見たらわかるか(笑)
すべてにおっとりしていて、ほかの金魚のように群れを作ることがないです。
目の部分が傷つきやすいという欠点はあるんだけど…
ふつう 簡単
金魚(和蘭獅子頭)
和蘭獅子頭(おらんだししがしら)
流金の突然変異だろうっていわれてます。
オランダの名は中国から長崎に伝わったためで、外国生まれであることを表しただけというのが通説。
この金魚の特徴は肉瘤(にくりゅう)で、頭部が膨らみ、三つ尾か四つ尾となる尾びれが体長ほどに長くのびること。
最も美しい金魚とされています。
ふつう 簡単
金魚(東錦)
東錦(あずまにしき)
日本産で、オランダ獅子頭と三色出目金を交配したもの。
姿はオランダ獅子頭によく似ているが、体色は三色出目金のように赤・黒・青などの雑色性となります。
美しい金魚で、愛好家の間では、肉流が赤いものがよいとされているらしい。
難しい ふつう
金魚(花房)
金魚(花房)

花房(はなふさ)
オランダ獅子頭の突然変異を固定した品種。
鼻孔しゅう(鼻の先)が房状に大きくなって赤い花のように見えることから、この名が付いたんだって。
日本産は流金に、中国産はオランダ獅子頭に似ています。
※左の画像は上が日本産で、下が中国産。
中国産は背びれがないものがほとんどで、尾びれはたいてい四つ尾。
ふつう ふつう
金魚(珍珠鱗)
珍珠鱗(パールスケール)
戦後に中国から輸入され、日本でも生産されるようになった、いわゆる中国金魚と呼ばれるものの一つ。
scale(スケール)とはウロコのことで、ウロコ一枚一枚に石灰質が付着して半球状に膨らんで白くなり、真珠(珍珠)のようになる。
体型は流金ににてるが、尾びれは流金のように長くなるものとならないものがある。
真珠状のウロコは一度とれると再生しない。
難しい ふつう
金魚(丹頂)
金魚(丹頂)

丹頂(たんちょう)
中国金魚。
頭部に肉瘤があって、姿はオランダ獅子頭に似ているが、体やヒレが白く肉瘤だけが赤くなる。
名前は、この姿をタンチョウヅルにたとえたもの。
背びれがないものもいて、このタイプは紅頭魚あるいは鵞紅頭(がとうゆぅい)と呼ばれる。
※左の画像は上がタンチョウで、下が鵞紅頭。
ふつう ふつう
金魚(青文魚)
青文魚(せいぶんぎょ)
中国金魚。
頭部に肉瘤があり、姿はやはりオランダ獅子頭ににているが、体色は青みを帯びた淡い黒。
三つ尾か四つ尾となる尾びれが見事に長いため、ハゴロモの別名もある。
ふつう ふつう
金魚(茶金)
茶金(ちゃきん)
中国金魚。
中国では紫魚(ツゥユゥイ)と呼ばれているが、体色は鈍い茶褐色か赤褐色で紫には見えない(笑)
チョコレートオランダの別名もある。
セイブン同様、日本人が金魚に抱くイメージとかけ離れた色の金魚。
ふつう 難しい
金魚(銀魚)
銀魚(ぎんぎょ)
中国金魚。
日本産金魚にはない珍しい体色をしていて、青みがかった銀色ないし黒色。
なかにはほとんど白色の白銀魚もいる。
体型はセイブンににているが、背びれはない。
頭部の肉瘤はたいていなく、あっても小さいものだけ。
ふつう 難しい

●ランチュウ型の金魚
画像 説明 飼育
難易度
入手し
やすさ
金魚(ランチュウ)
ランチュウ
江戸時代に中国から渡来し、その後、日本で改良された。
体型は筒型だが、やや細い小判型と丸みを帯びて楕円形になるものの2タイプある。
背びれはない。
太く短い尾びれは三つ尾、四つ尾、さくら尾となる。
頭部にはふつうみごとな肉瘤があり、この肉瘤が赤いものを獅子頭、肉瘤が特に頭頂に到達するものをトキン、とくにエラぶたに発達するものをオカメ、肉瘤がほとんどないものをマルコと呼んで区別します。
体色は赤・白・更紗などで、どの色にも金属的な光沢がある。
金魚の王様といわれ、各地には愛好会がある。
ランチュウは上から鑑賞するのが基本。
難しい ふつう
金魚(南京)
南京(なんきん)
天然記念物に指定されているランチュウの地方変種。
島根県の出雲地方で保存されていることから、出雲南京ともいわれる。
肉瘤はなく、体色は頭部やヒレなどに赤が入る白更紗か白一色。
難しい 難しい
金魚(江戸錦)
江戸錦(えどにしき)
日本産で、ランチュウと東錦を交配して作られた。
体型はランチュウ型で背びれもないが、体色は東錦のように赤・黒・青などの雑色。
新しい金魚で、品種としてはまだ完全には固定されていない。
難しい 難しい
金魚(頂点眼)
頂点眼(ちょうてんがん)
もともとは中国産で、赤デメキンの突然変異を固定したもの。
飛び出た目は他のデメキンと違い、まっすぐに天を仰いでる。
体型も細長い筒型で背びれがない。
デメキンにしては奇妙な姿だけど、おとなしくて遊泳力がなく、いつも底でじっとしている。
ふつう ふつう
金魚(水疱眼)
水泡眼(すいほうがん)
中国金魚。
目の下にリンパ液が詰まった大きな袋がぶら下がり、目は飛び出して上向きになっている。
風変わりなものが多い中国金魚(失礼(笑))の中でも奇妙さで目を引く存在。
背びれはなく、長い尾びれは三つ尾か四つ尾。
目の下の袋は一度傷ついてしぼむと、元には戻らない。
ふつう ふつう

●珍しい金魚
画像 説明 飼育
難易度
入手し
やすさ
金魚(蝶尾)
蝶尾(ちょうび)
尾びれを広げるとまるではばたくチョウチョウのように見えることから蝶尾の漢字を当ててこう呼ばれる。
完全な成魚になると、よりいっそう見応えのある金魚となる。
他の金魚と同じく、黒・赤・更紗・キャリコの各色彩がある。
本来の原産地は中国だけど、日本でもかなり生産が行われている。
ふつう 難しい
金魚(鉄魚)
鉄魚(てつぎょ)
フナとリュウキンが交配したものと考えられる。
フナのひれが長くなったような形をしている。
ムツゴロウさんの「天然記念物の動物達」という本に、宮城県の魚取沼のテツギョの記述があるらしいよ。
ふつう 難しい
金魚(秋金)
秋金(しゅきん)
金魚会の巨人、初代・秋山吉五郎氏が明治時代に作出した品種。
紅葉のように広がった尾びれが見事!!
だけど、残念ながら現在はあまり見かけられません。
難しい 難しい
金魚(京錦)
京錦(きょうにしき)
江戸錦の交配中に生じた尾びれが長い個体をさらに選択交配して作出されたらしい。
だから「江戸」に対して「京」なのね♪
難しい 難しい
金魚(柳出目金)
柳出目金(やなぎでめきん)
こいつは、今現在、いわゆる「ハネもの」として選別段階で処分されることが多いのだけど、形質的に丸形のデメキンより丈夫で飼育も用意という隠れた逸品なのだぁ!
簡単 難しい
金魚(浜錦)
浜錦(はまにしき)
昭和52年に発表された比較的新しい品種。
(俺よりも若いやん…)
その作出はコウトウパールと水泡眼の交配から始まった。
静岡県浜松地方が産地だったことからこの名が付けられた。
難しい 難しい
金魚(鉄尾長)
鉄尾長(てつおなが)
リュウキンの褪色しないフナ色のもの。
その他はよくわからん。
難しい? 難しい
金魚(江戸茜)
江戸茜(えどあかね)
まだ一般的な名前ではなく、赤目リュウキンという呼び名の方が通りがいい。
リュウキンの赤目(アルビノ)のものを固定した新しい品種。
難しい? 難しい
金魚(和唐内)
和唐内(わとうない)
リュウキンとワキンの雑種だと考えられる。 胴体が長いリュウキンといった印象。 和(日本)にも唐(中国)にもない珍しい金魚だからこの名が付いたという話がある。
難しい? 難しい
金魚(山形金魚)
山形金魚(やまがたきんぎょ)
流金をフナ尾にしたような独特の体型をした山形県の伝統品種。
尾びれは体長の2倍にもなることがある。
産地の関係で寒さに強く、優良個体は大型化する。
…といっても、そこまでは大型化しないって!
ふつう ふつう
金魚(サバ尾)
サバ尾
「新潟金魚」「庄内金魚」とも呼ばれる。
体型は琉金型だが、尾鰭は吹き流し尾である。
ヤマガタキンギョと同じく古くから雪国で飼われていたもので、寒さに強く丈夫な金魚。
ふつう ふつう
金魚(オーロラ)
オーロラ
シュブンキンと江戸ジキンとの交配から作成された新品種。
ジキンのように体高のある体型の雑色の金魚である。
一番の特徴はシュブンキンの尾鰭が二枚になったように見える切れ込みの深い四つ尾で、非常に美しい金魚である。
難しい 難しい
金魚(大阪ランチュウ)
大阪ランチュウ
六鱗、鼻房、平付きの円尾が特徴とされる。
一度は絶滅したが、最近復活した。
難しい 難しい
金魚(キャリコ土佐金)
キャリコ土佐金
トサキンとキャリコ琉金の交配によって作られた雑色のトサキン。
難しい 難しい
金魚(茶金花房)
茶金花房(ちゃきんはなふさ)
チャキンの鼻房の付いたもの、あるいはイセハナフサのチャキン色のものとも言えるが、どちらが正解であるのかはわからない。
リュウキン型体型のチョコレート色の金魚で、鼻房が発達したユーモラスな金魚。
難しい 難しい
金魚(墨錦)
墨錦(すみにしき)
サクラニシキと逆に、エドニシキで体に赤の入らないものをいう。
難しい 難しい
金魚(黄金錦)
黄金錦(こがねにしき)
ミューズの改良型で体全体に金色がかかってとても美しい。
なんか百式っぽい(笑)
難しい 難しい
金魚(桜錦)
桜錦(さくらにしき)
エドニシキの中でも、全て透明鱗で体に黒の入らない赤と白だけのものを特にサクラニシキとよぶ。
難しい 難しい
金魚(桜京錦)
桜京錦(さくらきょうにしき)
キョウニシキの黒の入らないもの。「京桜」ともいう。
難しい 難しい
金魚(桜東錦)
桜東錦(さくらあずまにしき)
アズマニシキの黒の入らないもの。
難しい 難しい
金魚(江戸地金)
江戸地金(えどじきん)
キャリコ地金。
地金とアズマニシキの交配によって作成された金魚で、ジキンの特徴である「孔雀尾」と、アズマニシキから導入された雑色を兼ね備えている。
難しい 難しい
金魚(黒オランダ)
黒オランダ
中国金魚の一種。
全身がクロデメキンのように真っ黒なオランダシシガシラ。
難しい 難しい
金魚(瑠璃オランダ)
瑪瑙オランダ
中国金魚。
薄紫色の不思議な色合いをしたオランダシシガシラ。
黒オランダが褪色してもこのような色合いになることがある。
難しい 難しい
金魚(津軽錦)
津軽錦(つがるにしき)
オランダシシガシラの背鰭のないもの。
肉瘤はあまり発達しない。
肉瘤がさらに発達したものは「弘錦(ヒロニシキ)」とよばれる。
難しい 難しい
金魚(羽衣)
羽衣(はごろも)
セイブンの別名と書かれた本も多いが、セイブンが全身青灰色の金魚であるのに対し、こちらは白が入った青白の更紗の金魚を指すことが多いようである。
難しい 難しい
金魚(羽衣秋金)
羽衣秋金(はごろもしゅうきん)
シュウキンの黒白(または青白)の更紗のもの。
難しい 難しい
金魚(竜眼)
竜眼(りゅうがん)
中国金魚。
肉瘤のあるデメキン、または出目のオランダシシガシラを指すようである。
画像は肉瘤のあるデメキンを採用したが、出目のオランダの写真も見たことがある。
そちらはもっと肉瘤が発達していた。
難しい 難しい
金魚(土佐出目金)
土佐出目金(とさでめきん)
トサキンとデメキンとの雑種。
デメキンのように目が飛び出しているが、尾鰭はトサキン型になっている。
難しい 難しい
金魚(巻き鰓)
巻き鰓(まきえら)
中国金魚。
鰓蓋が巻きあがって鰓が見える。
見た目にグロテスクなため日本では好まれない。
中国ではこのように特異な形態の金魚が数多く作られており、その数は300種類にものぼるという。
また、この巻き鰓の形質は様々な中国金魚で現れることがあり、中国の金魚の品種改良の過程で入り込んだものと考えられる。
難しい 難しい
金魚(白鳳)
白鳳(ぱいふぉん)
セイブン、ハゴロモの全体が真っ白に褪色したもの。
鰭が長く、豪華かつ上品な金魚。
難しい 難しい
金魚(千代錦)
千代錦(ちよにしき)
サクラアズマニシキとよく似ているが、こちらは透明鱗のオランダシシガシラである。
しかし、こうなってくると、俺にはわからん…
難しい 難しい
金魚(金蘭子)
金蘭子(きんらんし)
ワキンの変種と思われる。
体型はワキン型で背鰭がない。
この手の金魚からランチュウが作られたのかもしれない。
市場に出ることはないので、こういう金魚は生まれてもハネられているのだろう。
難しい 難しい

【金魚屋の息子】金魚的時間金魚の種類