[ホール音響チェック&プレゼンテーションコンサート]

2005.8.22

バッシッシモがいつもお手伝いさせて頂いている竹中工務店音響研究室の仕事でした。
竹中工務店が施工するホールのステージ周りの反響板等の音響調整や
そのセッティング決定などに演奏家としての立場からのお手伝い。

今回は2005年9月6日にオープンするそごう心斎橋本店13・14Fに
つくられたホールの音響テストです。

建物が完成前の建築中にヘルメットをかぶって建設現場に入り
何回かチェック・調整をしてきたのですが、今回は会場客席を関係者で満席状態にしたうえでの

最終調整です。バッシッシモが企画・解説・演奏を務めてミニコンサートとして
社員の方々に室内楽を楽しんで頂きました。



1.PianoSolo ピアノ独奏
Chopin:
Chopin:

Nocturne Es-dur Op.9-2
Grande Valse Brillante Es-dur Op.18
2.Strings Duo 弦楽二重奏
Mozart:

Duett for Violin and Viola(only 3rd.Mov)
3.Strings Duo 弦楽二重奏
Rossini:

Duett for Violoncello and Double Bass(only 3rd.Mov)
4.Piano Quintett ピアノ五重奏
Schubert:

Piano Quintett "Trout"(only 4th.Mov)


ヴァイオリン:
Nandor Szederkenyi(ナンドール・セデルケニ)
大阪センチュリー交響楽団コンサートマスター
ヴィオラ:竹内 晴夫 大阪センチュリー交響楽団首席ヴィオラ奏者
        相愛大学講師
チェロ:林 俊昭 大阪センチュリー交響楽団首席チェロ奏者
        徳島文理大教授、東京芸術大学講師
コントラバス:奥田 一夫 大阪センチュリー交響楽団首席コントラバス奏者
        大阪芸術大学大学院教授、相愛大学講師
ピアノ:坂本 恵子 相愛大学助教授

客席が電動収納の多目的ホールですがステージ周りはクラシック演奏が
できるようしっかりとした反響板が組まれています。
低音が良く響くので心地よく二重奏を楽しんで弾くことが出来ました。

プログラム最後は有名なメロディーの
「鱒」の4楽章を楽しんで頂きました。
簡単な曲目解説に加えてコンサートがホール音響テストを兼ねていたので
ホールの音響が演奏家の演奏に与える影響などについてもお話ししました。

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