お久しぶりです。 韻乱 OF JOYTOYです。 前の更新っていつだっけ? 3ヶ月前? ほったらかしですいません、、、。 ブランクを経て帰ってきたわけだし、今回は気合を入れて予想していきたいと思います でも、当てにいくとは誰も言ってないっすよ!(当てられないんで、、、。) まずは、もう忘却の彼方へと行ってしまっていた前々回と前回の予想の答え合わせから。 あの頃は若かった。

BUMP OF CHICKEN  『オンリー ロンリー グローリー』
予想:23万枚
実際: 160,681枚 = 16.1万枚
はい、帰ってきて初っ端の答えあわせから大外しですよ! でも、最初の週で12万近く売れてたのに、なんでっ! オンリー ロンリー ノングローリー。

大塚愛  『Happy Days』
予想:15万枚
実際: 125,550枚 = 12.6万枚
あまりにも忌まわしかったので枚数少なめにしたのに、過多な予想をしちゃいましたね。 街中でこの曲聴いた気がするんですけど(否が応でも)、めちゃめちゃ売れてはなかったのね。 いや、俺基準からしたら10万売れたら、100万売れてたくらいの認識なんですが。 オリコン100位に入ったら、「売れてるやん!」って思うんで。
この曲、未だにサビの部分の反復が頭の中から抜けません。 特に流行ってた頃なんか、、、。 マツケンサンバとハッピーデイズにうなされた夏でした、、、。

RIP SLYME  『GALAXY』
予想:9.3万枚
実際: 90,614枚 = 9.1万枚
誤差2000枚! やりましたYO! 当てましたYO! やっぱ曲への愛があると当たるんすねぇ。 滅多に買わないシングル買った甲斐があるというものです。 はい。





モーニング娘。  『女子かしまし物語』
予想:8.2万枚
実際: 85,875枚 = 8.6万枚
そこそこ当たってるんじゃない? ねぇ? 当たってるよね? なぁ? 当たってるっしょ? おい! 当たってるだろ! (徐々に脅迫。) しかし、この曲への愛は全くありません。 あしからず。 ってか、モーニング(敢えて娘を省略してみた)、紅白でてもこの曲は歌えないね。 もう、辻と大山のぶ代加護がいないもんなぁ。 ダブルユー。

安室奈美恵  『ALL FOR YOU』
予想:7.6万枚
実際: 67,936枚 = 6.8万枚
オーバーです。 オーバー。 でも、初期のトリプルスコアやダブルスコア連発に比べれば、、、ね、、、。 外れてるけど、それなりに許容範囲! 違うか、、、。  しかし、アムロちゃんでも10万売れないご時勢なんですなぁ。 そりゃー、みんな易々と結婚できねーなぁ。

LITTLE  『I SING, I SAY』
予想:2.2万枚
実際: 11,465枚 = 1.1万枚
キッチリダブルスコア! ある意味素晴らしい! でもね、3週目で100位からフェードアウトってどうゆうことよ? りっくん。 コンパクトにまとまりすぎですよ? りっくん。 合成保存料は使用してません? りっくん。 (単に「りっくん」って言いたいだけ。)




東京事変
『遭難』
2004. 10. 20 Release!!

さて、テンテコマイな答え合わせも終わり、復活後一発目は東京事変です。 このバンド、東京事変といえば椎名林檎。
ってな、形態かと憶測して聴いた前作のデビューシングル「群青日和」は
「えっ!こんな曲調なの?」
と、ちょっとビックリ。 だって、『無罪モラトリアム』なんてアルバムでデビューした人が、” 演技をしているんだ あなただって きっとそうさ 当事者を回避している 〜 答えはないの 誰かのせいにしたい ちゃんと教育して叱ってくれ ”なんていう言葉を、めちゃめちゃストレートにポップで疾走感溢れる曲調で真っ当に歌ったんだから! まぁ、それもそのはず、作曲は鍵盤担当のPE'Zのひぃちゃんことヒイズミマサユ機だったんですけど、明らかに椎名林檎は東京事変になることで、それまでのある種のパブリックイメージを少なからず捨てたと思うんですよ。 勝手な印象ですけど、後期の椎名林檎は作風がドンドン濃厚になっていかざるを得なかった感がしてて。 それは、過度に装飾されたアレンジだとか、異常なまでに文語調の歌詞とそれの表記だとか、元来巻き舌全開の歌い方だったのに、それをもっとこねくりまわすようになったこととか。 ともかく、本人が「椎名林檎」っていう既存性を背負っちゃって重たそうなイメージがあったんです。 それが、「群青日和」でかなり解放されたんじゃないか、って。 あの曲はポップですんごいキャッチーだったけど、最後の方の林檎の曲より遥かにファンを突き放していた、というか、久々に突き抜けた軽さと気持ちよさがあった気がするんです。
で、今作なわけなんですけど、作曲は林檎になってて、一見またしっかりとドロっとした濃いい今まで通りの林檎節になってるように聴こえます。 でも、以前とはちょっと違う。 それが何なのか? はっきりとは分からないんだけど、1つ感じるのは、やっぱり ” 軽さ ” というかフットワークの身軽さがあるんじゃないでしょうか。 「遭難」は林檎名義の最後のアルバム「カルキ 精液 栗ノ花」の頃の曲と路線は大して変わらない。 でも、聴こえ方はずっとさっぱりとしてる。 若干憑き物が落ちた感じすらする。 カップリングのカバー「ダイナマイト」なんて、もう巻き舌の上の巻き舌で歌い方はコテコテなんですけど、それでも何か風通しがよくて、いい意味で軽い。
つまり、東京事変といえば椎名林檎。
じゃないんだなぁ、ということなんです。 東京事変は椎名林檎というメンバーを含んだバンドであり、椎名林檎は東京事変のあくまで1メンバーである。 そういうことなんだ、と。 ただ、「遭難」はややその辺が伝わりにくいというか、「群青日和」ほどの分かりやすい変化の驚きはないような聴き心地もしつつ、今後出るアルバムに興味が沸いたのでした。 終わり。 って! 予想しなきゃ! 久々なので予想を飛ばそうとしてた、、、。 えーっと、曲調的にも前よりはインパクトに欠けると思うので、枚数を少し減らして10.5万枚(今回はちゃんと過去のデータを調べました!)。


松浦亜弥
『渡良瀬橋』
2004. 10. 20 Release!!

あややー。
意外にもやってなかったんすよ。 あやや。 モー娘。もゴマキもやったのに、ハロプロでやってないのはWくらいだと思ってたのに。 あやや。
しかし、つんくはもうネタ切れ甚だしいんかねぇ? それとも戦略なのか。 森高千里の超有名曲「渡良瀬橋」のカバーで攻めてきました。 ザクザク。
これ、どーなんでしょ?
別にアレンジも無難で原曲と大して変わってない感じだし、おもしろみはないような、、、。 でも、
「あややって歌上手いなぁー。」
ってのは、ひしひしと伝わってきました。 他のハロプロの人(ほとんど名前とか知らんけど)と比べても、頭3つくらい抜けて上手いんじゃないっすか? 技術的にってのはよく分からないんだけど、あややは声質が良いと思います。 歌声に艶があるっていうかね。 あと、そこそこ個性的なのも良いと思いました。 今回は歌い方もちょっと森高千里を意識してる(?)っぽいけど、単にモノマネにはなってないし、かといって元の雰囲気を破壊してもいない。 それは、そこそこ個性があるのが勝算じゃない? 全く持って没個性的なカラオケ唄声だとモノマネになるし、また個性的過ぎると別物になっちゃって(自分の持ち曲にしたともいう?)、せっかく「渡良瀬橋」を引っ張り出してきて、お父さん世代にもアピールしようとしてるかもしんないのに、感傷に浸れないしねぇ、、、。
けど、その良い塩梅の個性が諸刃の刃でもあるわけで、出来としては無難だけど、おもしろくはないわけですよ。 
「うーん、もうちょい何とかできたんじゃない?」
イマイチこの曲をカバーした意味がない気がしたので、予想も泣かず飛ばずで3.9万枚。


ORANGERANGE
『花』
2004. 10. 20 Release!!

で、最後は韻乱史上最多記録更新中、すでに3回目の予想であるオレンジレンジ。
「うわぁ、3回も予想しちゃってるよ、、、。 この人達。」
ああ、もう何とでも言ってくれ、、、。
「しかも、過去2回は大外ししてるねんで、、、この人。」
ああ、でも、ソコニハフレルナ、、、。
最初この曲を聴いた時、
「あー、とうとうやっちゃったなぁ。」
と言っちゃいました。 それはストリングスを入れまくちゃったバラードで、ミクスチャーを基礎にした元々のバンドの音から、もう思い切り逸脱してるからです。
「ライブで再現できるんか?」
と感じるくらい。 ところが、そんな本来のバンド形態だとか音だとか、ほぼ壊滅状態な曲な割に、「花」は今までのオレンジレンジの中では、かなりマトモな作られ方をしてるんじゃないか、と感じました。 「ロコローション」なんて、サビがシャンプーの唯一誰でも知ってるようなヒット曲のパクリ、さらに歌詞は” パンチラパンパン ”て!! 人を喰うのもココまでくると、職人技? ってな、フザケっぷりでしたが、今回は違う。 唄の内容は拙さを残しつつも、ちゃんと伝えようとしていることが読み取れる。 加えて、それを届けようとする誠実さもある。 って、オレンジレンジに誠実っていう言葉を使う日が来るとは、、、。 しかし、本来のバンド形態を解体することで、逆にストレートになるバンドって、、、。 ヘンテコ。 でも、そこがこのバンドのおもしろいポイントなんですなぁ。 ” バンド然っていうか「バンドはこうあるべき!」みたいな固定観念しばられてない ” っていうか、ほとんどの曲をプロデュースしてるギターのNAOTOは ” 予測を裏切る ” ことが大好きなんだろーなって。
んで、脱CCCDのおかげか分からないけど、これまでシングルより音がよくなってる気がします。 特にドラムの音なんてしばしば周りの音に埋もれてたのが抜けがよくなったし(それでも、上物が鳴り捲っている曲なので、ところどころ埋もれ気味になるけど)、ベースやギターも柔らかさを残した音で個人的に好みな質感です。 そして、歌はお世辞にも上手いとは言えないんだけど。 3人いるMCの声質の使い分けとか、混ぜ方とか、個々の活かし方は段々と巧みになっていて。 ヒロキのちょっと掠れた声で歌い出される冒頭の部分や、サビでグッと感情を盛り上げていくトコには、普通に
「良い曲やん!」
と、しみじみしました。 (あと、ヒロキ比率が高めなトコがうひゃひゃなんですけど、、、。 ああ、もう何とでも言って(2回目)。)
また、カップリングの「花」を正反対にしたような暗くてヘビーな「花想」もいつになく真面目な秀作。 なのに、やっぱどっか遊んでる感覚も見え隠れ。 この辺がオレンジレンジのイイとこなのかも?
グダグダ感想をたれたトコで、そろそろ予想ですが、これはセカチューの監督の最新作「いま、会いにゆきます」の主題歌らしいです。 どうにもこうにもセカチューには拒否反応を起こしてしまった俺ですが、普通に考えたら売れると思われます。 事実、平井堅は鬼のように売れたし。 売れ売れでしょ? ということで、35万枚! (また外れそうだな、、、、。)


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