前回までの答えあわせをー!
「って、全然当たってないやん!」
というスパイラルから抜け出せるのはいつの日か、、、。
175R 『GLORY DAYS』
予想:13万枚
実際:56,359枚 = 5.6万枚
2倍+αの予想をしてしまいました、、、。
もはや弁解の余地もないくらいに、外してます。 やべぇ、、、。
けど、175Rってもっと売れるイメージがありませんか?もっと売れそうじゃないですか?
勢いに乗っていると思っているのは自分だけで、もうブームは去ってしまったのでしょうか。
これじゃ、FAILURE DAYSやん、、、。
頑張れ、SHOGOくん! (と、ナゼか応援してみました。)
L'Arc〜en〜Ciel 『瞳の住人』
予想:17万枚
実際:160,661枚=16.1万枚
おっ、これはイイ線いってますよね?
ほぼ当たりですよね?
まぁ、右の人の方がもっとピッタリと当てているんだけどね。
それでも、なかなかにちゃんと読めたんじゃねーですか?
、、、、、確か思い切り感で予想したけど、コレ。
ラルクって根強く売れるんですね、今でも。 10年選手だ。
FLAME 『FUNDAMENTAL LOOP』
予想:4万枚
実際:16,195枚=1.6万枚
はい、おもしろい位に外しましたよ!
「だってさー、FLAMEがどのくらい売れるとか読めないしさー。」
と、言い訳したい気分です。 しかし、これほどまでに売り上げが低迷するとは、誰が思ったか。
アイドル界も不況なんですね、世知辛い。 ”愛には愛で返そう、FUNDAMENTAL〜♪”
とか歌ってる場合じゃない、、、。
そうそう、友達がFLAME全員が松屋でご飯食べてる場面に遭遇したらしいです。
「せめて、ロイヤルホストくらいには行ってほしい!」
と思ったのは俺だけでしょうか? だって、アイドルなんだしさ、、、。
一応、芸能人っぽくサングラスかけてたみたいだけども。
ORANGERANGE 『ミチシルベ 〜a road home〜』
予想:16万枚
実際:216,467枚=21.6万枚
おぉ!どうしたんだ!オレンジレンジ! 売れまくっている、、、。
「枚数、これでも多いかなぁ?」と思ったんですよ、ぶっちゃけ。
それが、予想よりも5万枚も多い売り上げ。
しかも、まだ今週もTOP10の中に残ってるらしいです。この調子で行くと30万枚くらいは売れるんじゃ。
正に売れ売れ。 ”時代はORANGERANGE!” なんかねぇ。
今の内に稼いで稼いで、NAOTOが琉球ディスコでレーベルでも作ったら、おもしろいかも。 きっと、わけわからんテクノが大量発生するよ! そしたら、ORANGERANGEは解散しちゃいそうだけど。
うーん、”時代はZARIGANI 5!”って時が来ないかなぁ。 ”時代はクラムボン!”でもいいなぁ。 随分とこの国の音楽事情が変わりそう。 でも、”時代はSPANK
HAPPY!”ってのは、来てほしくはないかも、、、。狂ってるもん、、、。
って、予想は外れてます、言わずもがな。
Every Little Thing 『ソラアイ』
予想:6万枚
実際:44,182枚=4.4万枚
かなり手堅く予想したと思ったんですけど、これまた外れ気味。
それでも、他のと比べれば、当たっている方のはず。
正直、6万という数字は「少ないかなぁ。」と不安だったんですけど、見事に逆の展開になりましたねぇ、、、。
話に聞くトコによると、どうやら
「このシングルのすぐ後にアルバムが出たから、あまり売れなかったんじゃない?」 だそうです。先行シングルだったのか、、、。
そんな情報知らねーよっ!
ということで、またあした!
RIP SLYME 『Dandelion』
予想:22万枚
実際:70,746枚 = 7.1万枚
予想の1/3、、、。ショックです。ショック・スリル・サスペンス!
なんてことも言ってられんくらいショックです、、、。
こういう曲が売れない世の中なんて大嫌いだ。 「さくらんぼ」「あまえんぼ」とか言ってる暇があったら、「Dandelion」聴こうよ!・怒。
森山直太郎 『生きとし生ける物へ』
予想:5万枚
実際:33,785枚 = 3.4万枚
煮え切らない売れ方で、煮え切らない外し方ですよね・笑。
けど、今でも根強くロングセラー中だそうです。 ちなみに「さくら」はもうすぐ100万枚突破!
なんでオネェなのか、フルアルバム出る頃には説明してほしーなー。
後藤真希 『サヨナラのLOVE SONG』
予想:6万枚
実際:34,608枚 = 3.4万枚
この曲、すでに思い出せません、、、。10回くらいは聴いたのにな、、、。
ということはやっぱりインパクトなかったんでしょうね。うんうん。
と、外れたことをつんくのせいにして逃げ去ります、、、。 さらばっ。
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宇多田ヒカル 『誰かの願いが叶うころ』 2004. 04. 21 Release!! |
今回の予想は宇多田ヒカルで始めますよー。
この企画始まって以来の一番売れそうなシングル!
ピアノと控えめなストリングスのみの、かつてないほどシンプルなアレンジの曲。 ちなみに、ピアノは本人が弾いてるらしいです。
と、情報はこんくらいにして、感想感想。
「めちゃくちゃよい!」
はい、終わり! って、ダメですか? だって、いい曲なんだもんさ。 いやいや、もうちょっと何か書こう書こう。
でもね、コレ、余計なこという隙がないほど、”いい曲”。 なのに、ちゃーんと、その世界観にはまれるような隙も多分にある。
そんなバランス感を考え抜いた後の、バカンス感のなさが絶妙。
っていうか、この人は自分の見せ方を分かりきってるのに、安易に人が感情移入できるよーな空白の作り方も怖いくらい心得てる。
と、今回は音数が少ない分、歌が今まで以上にじっくりと聴こえてくるのが素敵。
そして、歌詞! 簡単で誰にでも分かるような言葉しか基本的に使ってないよーに思うんだけど、恐ろしいほど緻密にできてます。 宇多田ヒカルの歌は全部そういう風にできている印象があったんだけど、この曲は突出してる。
誰かと誰か、という人と人の何ともならないもどかしい距離感とか、思惑とか迷いとか。
あー、何て言ったらいいんだろ?
とにかく、人の心の矛盾した感受性を、簡素な言葉で見事すぎるくらいに丁寧に表していて、すごい。
”誰かの願いが叶うころ、あの子が泣いてるよ” なんて今まで何万回も歌われてもよさそうな内容になのに、盲点というか、非常に新鮮で的を得ているように思う。 特別な言葉を使わないで、奥行きのある表現をするって、実はとても難しい。 むしろ、多用な語彙を駆使してすごみのあるものを書くより、比較にならないくらい難しい。 そういう点を踏まえても、これは目からウロコ。
別に宇多田ヒカルが元々好きとか言うわけではないんですけど、いいものはいいのです。
予想は58万枚! かなり思い切ってみました。 でも、もっと売れてもいいような気も大いにする。 とは言え、外し過ぎているので(実質今まで当たった前例がない、、、)、いつもより控えめの枚数で。
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Ilmari ×Salyu 『VALON』 2004. 04. 21 Release!! |
はい、VALONです。 このCD、ExtraでPVも観れたりして、↓のよーなかっけーイル様が堪能できます。
左の人にとってはヨダレものの1枚でしょう。 へへっ。
なんて補足は置いといて、この曲、最初聴いた時は、
「別にイルマリじゃなくてもいいんじゃないかなぁ?」
「Ilmari×Salyu というよりは、Salyu feat. Ilmari だなぁ。」
そんな具合に、コラボレートする意味がイマイチないように感じました。 リップスライムのイルマリとリリィシュシュのサリュの組み合わせという、「どんな音になるんだろー? イルマリが思い切り歌ってるんかな?」って、未知のものを期待していたトコには、「ちょっとパンチが弱いかなぁ。」って。
サリュの歌の世界を軸にした、控えめなイルマリのラップが出来る限り不自然なく混ざり合おうとする曲調は、良い意味でも悪い意味でも、”無難な出来”だと思ったので。
しかし、ジワジワと馴染んできて感覚に染みてくるとはこのことで、聴いていく内にその世界にどんどん惹かれていきました。
「一口目で美味しいと思うものは、美味しくない。 何口か食べて美味しいと思うものが、本当に美味しいのだ。」
とは、ゆーいちさんから教えてもらったタモリの弁ですが、この曲は自分にとって正にそう。
イルマリの歌い慣れていなく何処か不器用で頼りなさげな歌が、サリュの完成されている上に、リリィシュシュという思春期の闇を鮮やかに描きまくった世界のイコンだったゆえの純粋だけど閉鎖感のある歌を、外の空気へと開放していく。 その不調和な共存に知らぬ間にやられてしまいました。
現に、最近リリィシュシュの1stアルバム『呼吸』を聴き直してみたんだけど、明らかに「VALON」でのサリュの世界観は重い殻みたいなものが外れて、より自由になっているよーな。
だからこれは、引き篭もっていて部屋の窓の締め切っている状態からカーテンだけでも開けてみた。 太陽の光を浴びてみた。
そんな小さな進展ではあるけど、確かに車輪の回転が前へと進みだしたような変化への初々しさと不安と、何だか嬉しくなってしまう感覚がこっそりと溢れている気がします。
「頑張れ。頑張れ。」言われても無意識に引いちゃうようなご時勢に、この無理はできないし多大な希望もないけど前進しようとする空気は、陳腐な言い方で嫌なんだけど、感動的だと思います。
んで、避けてはいけない避けられがちな負の要素を多く持ち込んでるのに、重たく聴かせたり、それ自体を売りにしないさりげない姿勢も見事。
ということで、希望枚数としては30万枚! あっ、予想じゃなくなってるよ、、、。 実際はそんなに売れるはずはないと思われるので、訂正して2万枚。 あー、あくまで気持ち的には30万枚なんですよ。 でも2万枚。 くっそー! 売れるもの間違ってるよ!
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Dreams Come True 『マスカラまつげ』 2004. 04. 21 Release!! |
えーっと、少し怒りを露わにしたトコで、ドリカムさんです。ドリームス・カム・トゥルーです。
って、夢かなってねーよ! どーにかしてよ!
はいはい、取り乱しましたね。決戦は金曜日。朝がまた来る。ベイビィスターダスト。 あっ、最後のはドリカムの曲じゃないや、、、。 さて、冷静になりましょう。
ドリカムと言えば、もう大御所中の大御所なので、きっと今回も手堅い楽曲を聴かせてくれるんだと思っていました。
そして、結果は予想通り”ドリカムのドリカムたるドリカムによる良質なポップス”だったわけです。
「マスカラまつげ」なんて、タイトルはちょっと意表をついてきますが、内容はカップリング共に安定感抜群。
安心して聴けるし、吉田美和の歌は相変わらず上手いし、微妙な声のニュアンスも素敵だし、程よくキャッチーで・程よい長さで・程よく聴き入ってしまいます(3H)。
うーん、手堅いぞ! いや、手堅すぎるぞ!
なんて言いつつ、ドリカムは大御所の割には結構冒険してくれる方だとも思うんですけど(「PEACE!」なんて一見ヘンテコな曲をシングルにしてたりするし)。 今回はすんげー手堅いです。
歌詞も何だか一昔前のトレンディドラマ(死語)を好んでみてそうなOL達の間でもてはやされそうな世界観を、そつなく今の雰囲気に更新した感じで、音もちゃーんとさりげなく現在仕様になってる(この辺も完璧な抜け目のなさ)。 とても器用でとても安定感のある音が鳴ってます。それはもう貫禄ありあり。
けどね、もうちょい現在を活きてる感覚があってもいいんじゃ?
これまでの2枚、ヒッキーとVALONを聴いた後では、明らかに好奇心が反応しない感があるのが否めません。
ココには、ヒッキーの大衆性を帯びた生身の心模様も、VALONの幻想からの出口を求める暗中模索もないからです。
奇しくも一番日常のことを歌っているよーなこの曲が、今回の3曲中一番リアリティには欠けている気がするのはある意味不思議。
いやいや、ドリカムだからいいんだ!
いやいや、でも、ドリームス・カム・トゥルーなんですよ! こんなんじゃ、夢かなわねーよ! いい曲なんだけど!
あぁ、過去最高に毒舌になってしまった、、、。 えーっと、吉田美和の歌は、曲がどうこう言わず好きです!
あっ、予想しなきゃ。 手堅く8万枚。