満足の一品(乳ぼーろ編)
今回の一品は、子どもの頃懐かしいお菓子“乳ぼーろ”を紹介したいと思います。 満足の一品と言う と少し語弊があるかもしれないが、毎週金曜日に出講している大学の帰路、お世辞にも綺麗とは言えない藤井寺の一角に、その大阪前田製菓の製造直 販 店があった。毎週、車で前を通過していたのだがずうっ−と気になっていた。 通行車線と反対側だったし多少の疲れもあったりして、立ち寄れずにいたのだ。遂に、最終 出講日の帰りに店を訪ねてみた。店内には売り子の若い女性と、オーナーと思しき女将がおられたが、それこそ懐かしい“乳ぼーろ”がたくさん並んでいた。 “乳ぼーろ”の他にも類似の焼き菓子の種類の多さに驚いた。数点買い求めて、勘定をして いるとき、女将から「今日、朝日新聞にうちの記事が載りましたから見てくださいね!」と紹介 があった。 “乳ぼーろ”と私との間に偶然を越えた因縁を感じた瞬間であった。 その記事を下記に紹介しておきたい。微笑ましく読んだ。 |
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新聞 平 成 一 六 年 七 月 九 日 / 朝 刊 |