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情報2 自治会活動大とんど風景

                            自治会ふれあい"大とんど"実施

         私たちの自治会では,毎年旧正月(1月31日)に,大とんどを実施しています。ご多聞に洩れず最近の
          住宅開発で,とんどのできる田圃(たんぼ)が段々と限られてきましたが,地元の昔からの伝統行事でもある
          ことから,恒例となっています。 
          なお,生駒でも中・南部地域は,31日にとんど焼きをするところが多いようですが,北部地域では,15日
          に実施するところが多いようです。参考のため,1987年3月に,生駒市教育委員会が出版された,生駒市
          文化財調査報告書第6集「生駒の年中行事」の中から,地元の 「大とんど」に関する解説部分を引用する。

      「村内で決められた3カ所で夕方にトンドをする。生木の神木を立てて青竹で円錘形に組み,正月の飾りものや注連縄を持ち寄って焼く。小餅          を木の先に付けて焼きながら「ハーメ(毒蝮のこと)」口もヤコヤコ,カの口もヤコヤコ・・・・」と唱えて虫の口焼きをする。またトンド         の燃えさしの竹を持ち帰り屋敷内に植えてある柿の木の根元をたたきながら1人で「カキよカキよ なるかならぬか」「なります,なります」    と唱える。トンドの火は持ち帰って神棚にオヒカリ(燈明)を上げる。 

           



 

  「大とんど」当日の一コマ
 

  西方に生駒山を望む  2 三々五々集まって来られる。  3 年々,住宅が迫ってくる。
  自治会役員の面々  先週の日曜日に組んだ原形   書き初めも持ち寄る。
  注連縄飾りも組み込みます。   里山の風景よいつまでも・・・   そろそろ点火準備にかかる。
 10 予定通り午後5時点火!  11  四方から万遍なく点火する。   12 火勢も安定してくる。
  13 書初めを竹竿に付けて差出す。  14 灰が高く舞うと腕が上がる!?   15 燃えさかる「大とんど」の火
 16  後方に,阪奈道路が見える。  17 竹の破裂音が周囲に響き渡る。  18 崩落で「大とんど」は迫力満点
 19 崩落まで数分の出来事だ。  20 そして,小餅の配給となる。  21小餅を貰って竹串の先に付ける。
 22 どの辺がいいかな?  23 あちこちから小餅の竿が伸びる。   24 ちょっと焼けすぎたかも?!
  25 早く焼けないかなぁー  26  顔ばかりが熱くなってくる。  27 餅焼きの方も,佳境だ。
 28 点火して約1時間 生駒山残照   29 そろそろお開きとなる。   30 午後6時頃 自然鎮火に任せる