2004/10/1(金)

晴で始まった今年の10月。在版のラジオ放送番組でも言ってた が、本当に一点の雲もない晴天が広がっていた。どこからともなく金木犀の薫る季節でもある。紛れも無く私がまた年齢を一つ重ねる月廻りでもある。そんな 10月の初日は、奈良県立大学への半年ぶりの出講日でもあった。地域創造学部の学生さんを相手に講義するのは初めてだし、「経営分析論」も初めての担当で 不安と期待が相半ばと言うところか。体調管理に努め、いい緊張感は維持して行きたいと思っている。

2004/10/6(水)

ってはいけないと思いつつ・・・って言うか、強く真意を質しただ けだが、以前から巡回してきていた元相銀系のT銀行の業務推進役との会話である。「債務超過」の運用を巡る理解に齟齬があったと言うことだ。貸し手の論理 は、以前の担保第一主義の頃と全く変わってない。財務諸表の中身よりも、形式的な数字だけで判断しているのだ。金融の使命(存在意義)とは?案の定、問う だけ無駄だった。糠に釘!「金融の使命とは・・・ただ今使うあてのない人と、今使う必要のある人との間を取り持つことではないのか!」古くて新しいテーマ ではある。借り手に将来性があって差し迫っているのに、ただ数字の並び方が悪いからダメだと・・・。老醜に凝り固まった某銀行の営業姿勢が、今週の日曜洋 画劇場「タイタニック」の沈没シーンで救命ボートに我先に乗り急ぐシーンの船主の姿とダブって見えた。 

2004/10/10(日)

めて御堂筋パレードを観てきた。娘が奈良県合同マーチング・バン ドの一員として参加していることもあり、家内に急かされてデジタルビデオカメラを片手にスタート地点の大江橋から、ゴール地点の難波タカシマヤまで追っか けをしながら撮影をした。80チーム参加の58番目と言うことで、午後4時前のスタートだった。1時間強で途中立ち止まって演奏していた。普段、仕事で御 堂筋の歩道を歩くことはあるが、こんなに時間をかけて淀屋橋から難波まで歩いたのは初めてだった。夕食時、帰宅した娘と今日のビデオを視聴しながら御堂筋 の車道を歩く貴重な体験をしたね、と雑談した。そんな娘は休む暇もなく明日も朝からホールで演奏のため出掛けるようだ。

2004/10/17(日)

12日 にはまた馬齢を重ねてしまった。今日の日曜は秋晴れの超行楽日和に恵まれたが、例によって両親と家内の4人で2nd Houseの草むしりに出掛けた。庭には煉瓦を敷き詰めて貰っていることもあり、いつもキャンピング用の机と折り畳みイス、それに派手なデザインのビー チ・パラソルを傍らに立てている。これだけでも何となくリゾートしているような気分になれるから不思議だ。3時には持参したお茶やペットボトル、それに ちょっとした菓子類で休憩したりする。結構α波が出ていて身近な健康法になっているのかもしれない。