2003/12/7(日)
挨拶文にも書いているのだが、今年は4月の統一地方選挙と11月の総選挙があり、日頃から公私共に懇意にしていただいている先生方がそれぞれの選挙に出馬されたが、いずれも残念な結果になったが、負からの出発こそ大切な時代でもあり、今後の去就をしっかりと見守って行きたいと思っている。米国のイラク戦争惹起が、わが自衛隊の派遣の是非論争に火を点けたが、いずれにせよ負担額は膨大であり、日頃ミクロ経済のしかも税収プロパーに携わる者としては、何とも解せない事が多すぎる。師走になって、そんな総括をしなくてはならない事も残念だけれど・・・。
2003/12/14(日)
気が早いのか、慎重なのか・・・、友人に「今年もカウント・ダウンの時機になったね。」と言ったら、世間ではまだそうは言わないのでは?!と進言してもらった。師走になると年内分のノルマが脳裡を過ぎるし、大学関係では来年度の出講計画やシラバスの提出が求められるので、何かと気持ちばかりが先行してしまうと言う訳だ。人間の器量が問われるとは分かっていても結局バタバタしているだけのような気がする。自省を込めて・・・。
2003/12/15(月)
¥マネーの虎(読売テレビ22:54〜23:24)を見た。多少の演出があるとしても、フィクションのトレンディードラマを見ているよりも断然面白いのだ。したがって結構、確信的に見ている。今夜は、叶カ活創庫の社長でレギュラー出演者の堀之内九一氏の起業の話であった。番組の終わり頃に彼が事業成功の三つの条件を語っていたのが印象に残ったので、ここに引用しておきたい。
T
その事業に関する絶対的なノウハウ
U
社会的に信用のある経済力
V
経営者としての最低限の資質
とのこと。Uについては、宝くじで5,000万円当たった人は「カネ」はあっても「経済力」はなく、逆に100万円しかなくても毎月確実に1万円ずつ貯めた人は「経済力」はあると言う。また、Vについては最低限の
@ カネの遣い方、A 人との付き合い方 が出来ることだと言う。確かにそうだよなぁ!
2003/12/27(土)
今日は、新年贈呈品の発送準備と事務所の大掃除をした。途中でみぞれみたいな雪が降り、かなり寒くなった。一年分の汚れを落として、通りに面したガラス窓もすっかり透明感を増して「目からウロコ」のように綺麗になった。年末の挨拶をして皆が帰った後、個人青色事業者の方のためのオリジナル「簡易帳簿」を作成・編綴した。あまり慌ててミスをしてもいけないし、大掃除で頑張り過ぎたこともあり、最終チェックと発送は新年の初仕事に回す事にした。来年こそ、佳い年になりますように!
2003/12/28(日)
残り少なくなった平成15年を惜しむかのような連日の書込みになる(^_^;)。僕は、定期的にテレビを観る習慣がないので、面白い番組に遭遇するのはいつも偶然である。今年の6月に放送されたNHKテレビドラマ「麻婆豆腐の女房」(吉永みち子原作)の再放送を観た。私の友人で四川省出身の方がおられ、彼女が四川料理の達人でもあり人生を精一杯生きておられる方で、武田鉄矢が演じるドラマの主人公
孫 孝民の実直な生き方とダブってきて、とても感慨を覚えた。主人公の女房 孫
孝民(松坂慶子)の妻としてのフォローにもとても感心した。所詮ドラマではないか・・・と言われるかも知れないが、私は職掌柄、中小企業の経営者に接することが多く、オーナーの奥さんの器量が、会社の命運を分けることも今まで幾つか観察してきた。色んな意味でとても面白い展開のドラマであった!
【原作者のことば】吉永みち子
ノンフィクションとして取材を重ね、文章を通して表現した作品が、テレビの連続ドラマとして生まれ変わというのは、なかなかにエキサ イティングなことです。違う登山口から登り始めて、頂上で再会できる楽しみで心が躍っています。主人公は、ひと言で言うと、様々なこと に垣根のない女性でした。国籍の壁も、血縁に縛られた家族観も、文化の違いも、味覚の差も、「それがどうした」とばかり飲み込んでしま うのです。だから、活字とテレビドラマの境も然り。どんな味わいになるか、大いに期待しています。