2003/2/1(土)
にそうだった!いきなり物騒なことを書いたが、本当にそんな気がした。1月18日の朝方だった。年末から風邪気味で正月も咳き込んでいたのだが、一頻り咳き込んだ後、息を吸おうと思ったのに空気が入って来なかったのだ。今まで息を吐けば同量の息を吸えるのが当然と思っていたのに、それが出来ない。この年になって初めて「呼吸困難」を経験したのだった。
2003/2/9(日)
HKの番組「私はあきらめない」の1月26日放送で、ホスピス医の森津純子さんのインタビューを見た。体調を崩していたので、偶々いつもより早く床に就いたので見ることができたのだ。理知的だが「優しい」のイメージを絵に描いたような顔立ちとは裏腹に結構シビアな体験談を話されていたのが印象的であった。司会の武内陶子さんのコメントが森津さんの印象をよく言い表わしているので引用しておきたい。『森津さんがスタジオに入って来られたとたん、あたりがフワッと柔らかな色に変わりました。温かくまぁるいほっぺ、優しく微笑んだ目、そして溌剌とした語り口。二千人以上の死に立ち会って来られた森津さんの放つ空気は、優しいだけでなく、哀しみも苦しみも包み込んだ大きなものでした。「幸せな死」を迎えるためには最期まで精一杯生き抜くこと。そうやって迎えた死は、残された人たちの心の中でいつまでも生き続けることでしょう。私も今を大切に生き抜きたい。命、大切にします。 』素晴らしい仕事をされてる女性だと思った。そして、久しぶりに爽やかな気持ちになった。