当サイトのページタイトルを変えてみて、ふと思いました。
たくさんのウェブサイトが立ち上がっておりますが、トップページのタイトルを見てすぐに何を主題にしたものかを想像できるものは少ないように思えます。
書店に並んでいる本でも、タイトルを見て、目にとまるキーワードがなければ素通りすることが多いのではないでしょうか? 個人の趣味で作っているページにそういう配慮が必要かどうかは別にして、実態はどうなのか、ちょこっと調べてみました。 せっかくなので、このページを訪れる方の興味があるであろう、オーディオ系サイトを対象に調べてみます。 まさに趣味の世界なので、凝ったタイトル(わけのわからない、と言う意味)が多かろうと言う予想ですが、はたして、、、。 |
■□■ 方法 ■□■
は簡単。
このサイトでリンクしたページと、その先でリンクされている個人ページを片っ端から拾い集めます。面倒くさいので、混じり込んだ商用サイトも残ってるのもあります。
そんだけ。
■□■ 結果 ■□■
とりあえず、集めてみました、133サイト。ここを入れると134。
「これ全部リンク張れば、すごいリンク集になるなぁ」とか悪い考えが頭をよぎりますが、そのような面倒なことはしない決まり、、、だったのですが、やっちゃいました。
こうしておかないと、内容を調べるのに苦労するんだもん。~/.~;;ごちゃごちゃになるので、ここでは集計結果だけをまとめます。分類は、
さて、これらの分類で集計してみると、
- 固有名詞
「誰それのページ」というのが典型的なパターン。手抜きと呼んではいけません。オーディオに限ることなくいろんな情報を紹介する場合には、こうせざるを得ないのです。
- オーディオ系キーワード
言うまでもなく、「オーディオ」「シアター」といった単語がタイトルに堂々と書かれているマジメなサイト名。もちろん中身もマジメ、、、たぶん。
- 脱力系キーワード
いかにも「たいしたことはやっていませんよ」というのを強調した(と見せかけた?)卑怯なタイトル。
- 気合系キーワード
必ずしも気合というわけではなくても、かっこいい名称を与えたり、主張と見られるキーワードも含まれます。
- 啓蒙、お仲間
「倶楽部」等の複数の人を前提とした名称、「すすめ」等の勧誘系キーワードを冠したタイトル。
固有名詞 77 件 (58 %) オーディオ系キーワード 61 件 (46 %) 脱力系キーワード 15 件 (11 %) 気合系キーワード 5 件 (4 %) 啓蒙、お仲間 4 件 (3 %) そんでもって、これだけでは面白くないので、組み合わせも見てみましょう。
固有名詞 オーディオ系キーワード 脱力系キーワード 気合系キーワード 啓蒙、お仲間 固有名詞 21 9 4 1 オーディオ系キーワード 8 3 2 脱力系キーワード 0 0 気合系キーワード 0 啓蒙、お仲間
固有名詞が77件も使われているのにも関わらず、他のキーワードと組み合わせられているのはそのうちの半分にも満たず、「誰某のページ(部屋)」で済ませているページタイトルが全体の30%を占めるという事実に驚かされます。オーディオ系キーワードは、下手をすると一般名詞だけで何の特徴もないタイトルになってしまうので、他のキーワードと組み合わせて使われるケースが多いのかと思ったら、61件中34件しか組み合わせは見られませんでした。
脱力系キーワードや気合系キーワードは、いわば形容詞なので、他のキーワードとの組み合わせが多いのは当然と言えましょう。
さて、このネーミングと本人のやる気の相関は?
ネーミングとアクセス数の相関は?
次回に続く
(注)調査中につき、面白い結果が出るとは限りません。~/.~;;