ジョルジョーネGiorgione(1478頃~1510)
本名ジョルジョ・バルバレリ、ヴェネツィアの西北40kmほどのところのカステルフランコに生まれました。ベッリーニを師とし、ヴェネツィアで活躍しヴェネツィア派(色彩豊かで感覚的な独自の絵画を生み出した)黄金時代の先駆けとなりました。その短い生涯はよく知られていませんが、彼の描く柔らかな光の満ちわたる自然空間やその詩情豊かな表現は他の画家に多くの影響を与えました。30才ころ愛人にペストを移されて死んだと言われていますが?
彼の短い生涯だけでなくその作品にも不明な点が多く、謎に包まれた画家です。