パルミジャニーノ(1503〜1540)
Parmigianino(パルマの若造)本名ジラーロモ・フランチェスコ・マリア・マッツォーラ。パルマの画家一族に生まれ、1521年にはパルマのサン・ジョヴァンニ・エヴァリスタ聖堂などで仕事をしていましたが、当時パルマでは人気絶頂のコレッジョが活躍していました。腕に自身のある美貌の青年にとってあまり面白くなかったのでしょう。1520年代の初めにローマへでていきます。そこでミケランジェロやラファエロの作品に接し、ロッソと知り合いそれらの影響を受けます。1531年コレッジョのいなくなったパルマに戻ります。
晩年は、錬金術に凝ったり、長髪でだらしのないホームレスのような生活をしていたようです。37才で亡くなりますがその死因は不明。錬金術によるものとも言われています。